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自分なりの親孝行

独身子供なし。
もう子供を産むのは難しいかなという年齢になってきた私。

自分が選んで歩んできた人生。日々の楽しみもあるし、仕事では大変なこともあるけど頑張って働いて今を幸せに生きている。

今日は職場の人のちょっとした言葉に傷付いてしまった。その人とは職場では仲良くしているし、親切でいい人なんだけど、その人が時々ふと話し出す話題がつらい。今日もその話が出てしまった。その話をされると私はその場にいるのがとてもつらいんだ。

きっと、私が嫌だなと思っていることには全く気付いていないだろう。そして、その人が悪いわけでは全くない。

その話題が出たのは、今回で3回目。本当はまだ職場に残ってやっておきたい仕事があったけど、それ以上その話を聞いているのが辛くて、月曜日にやればいいやと、さっと荷物をまとめて帰ってきた。無理してその場にいるより離れよう。

結婚して子供が二人いるから親孝行だ。
結婚して子供がいるから順調な人生だ。
結婚できて良かった。
まだ結婚してなくても40までは大丈夫。

そんな話題が飛び交う中で、その話に交ざれない独身子供なしの私。それを聞いて悲しい気持ちになっている自分。私は私だしそんなの気にしなくていいじゃんと自分に言い聞かせながらも、私って親孝行じゃないのかな…なんてネガティブな考えがぐるぐる。


帰り道、車を運転しながらハンズフリーにして母に電話した。「1週間の仕事が終わったよ。」っていう何気ない電話。父が亡くなってから深い悲しみの中でも前を向こうと頑張っている母。父の残した植物を大切に育てている。母にとっては父の形見の植物達。もうダメかなと思っていた植物が最近花を咲かせたことを喜んでいた。

孫の顔を見せてあげることは多分できないけど、自分なりの親孝行をしようと思う。

写真は、昨年末に母と行った「地球屋」の店内に下がっていた鶴の飾り。いろいろな雑貨を見たり、バーゲンになっていた着物の帯をすごく迷いながら選んで買ったりした。店内でギターの弾き語りの歌声が心地よかった。ギターが趣味だった父を思い出した。

地球屋の後は、向かいにある「ハルナグラス」で食器を見たり、いくつか買ったりした。母は食器が大好きなので、とても嬉しそうに楽しそうにしていて、それを見て私もとても嬉しかった。

お昼はパスタを食べ、「乃が美」で美味しい食パン🍞を買って帰った。

そんな風に、一緒にお出掛けしたり、美味しいものを食べたり、お喋りしたり、実家に帰った時には家事を手伝ったりして、これからの日々を幸せなものにしていく。


ミスチルの「あんまり覚えてないや」の3番の歌詞みたいに、これまで一緒に過ごした日々の出来事をちゃんと覚えてるし、これからもそんな日々を積み重ねていこうと思う。

今年の目標は、母が行きたがっている劇団四季を一緒に観に行くこと。母は「ライオンキング」が観たいらしいけど、「アラジン」や私の大好きな10月から始まる「ウィキッド」もオススメしたい。あと、なんばグランド花月にも一緒に行きたいな。


今日のnoteは、身近な人には言えないモヤモヤした心の中を書き連ねてしまいましたが、書くことでちょっと心が楽になりました。長文、失礼致しました。




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