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防災#3 気になる備蓄 まずは最低限これだけは全員用意して!

昨日の地震で
やっぱり備えておこう!
と思った方は多いようですね。

お恥ずかしながら、私もそのひとり。

災害グッズとか、防災グッズって、
たくさん売っていますが、

本当にこれで良いのかな?
なんかこれだけじゃ不十分な気がする…
など、みなさんの心の中に、
どこかモヤッとが残る気持ち、すごく解ります。

それには理由があります!

①各家庭によって
必要なものが全然違う!

まずは家族構成。
大人ひとりなのか、子どもがいるのか、
その子どもはどのくらいの大きさなのか、
高齢者はいるのか、要介護者はいるのか、
ペットはいるのかなどで
必要なものが全く変わってきます!

一般的な防災セットは、
万人受けで作られているので、
ひと手間加えることが必要です。

②災害のパターンによって
必要なものが違う!

フェーズを分けて考えることが必要なのです!
防災グッズと言っても、
フェーズによって必要なものは様々なんです。
それらを分けて考えていくと、
徐々に必要なものが見えてきて
不安が安心に変わって行くので、
一緒に考えてみたいと思います!

パターン1)
火災や家屋の倒壊の危険性があり、
命が最優先の行動をとるべき場合

パターン2)
津波やがけ崩れの危険性などがあり、
一旦避難所に向かう場合
※家屋が大丈夫そうであれば、
戻って自宅非難を続ける予定

パターン3)これ一番多いかも!
自宅の中でこのまましばらく
落ち着くのを待つ場合

さらに!!
災害発生から、時間が経つにつれても、
必要なものは変わってきます。

1~3日でライフラインが復旧するパターン、
1週間から3週間物資や救助も無いパターン、
しばらく自分たちで何とかしなければならなさそうな大災害。


また、深夜なのか、昼なのかなどでも違いますよね。
季節によっても大きな違いがあると思います。


パターン1の場合は、
今日使ったいつものバッグ(斜め掛けやリュックサックだとなおいい)に
貴重品と、できれば水一本、チョコや飴などいれて、
とにかく逃げる!命が最優先です!!

パターン2の場合は、
いわゆるの防災セットを持参する。
+家族に合った1泊から2泊の最低限のお泊りセットを
イメージしたセットを用意しておいて、持って逃げる。

パターン3の場合は、
すぐに逃げる必要はないかもしれないが、
停電、断水、家具の倒壊、ガラス破片や危険物への対応を意識した
防災グッズを1か所にまとめておく。


先程も書いたように、
近年では、コロナウィルスの流行などものあり、
自宅非難や車内避難を迫られることが多く、
家族単位で自己完結できて、
困ることのない準備をすることが大切です!!!!

今回、防災を学んでから、初めての地震で、
お恥ずかしいことにまだ自宅の防災グッズを見直していなかったので
地震のさなか、
このレベルの地震のときは、
これくらいはあったら安心だったなと思ったものを
ざっとまとめました。


地震発生!まずは足元!

●上履き

特に自宅でリラックスしているときは裸足や靴下でいることが多いですよね。でも、これはとても危険です。
子ども用には、園や学校で使う上履きがいい!
汚れて買い替えする場合、
捨てずに災害ボックスの一番上に入れておきましょう!
大人も安い上履きで良いので、用意しておくと、
スリッパを用意しておくより私は安心です。
そのまましばらく生活もできますし、
余震などがあった際も、究極そのまま外に出られます。
玄関でもたついたり靴を探したりする必要もありません。 

●メガネやコンタクト

目が見えないのも危険です。
地震の揺れで探せないのも問題です。
枕の下や固定できるところに置いておくのがおすすめです。
私はコンタクトの予備を避難グッズに加えました。
保水液がないと1日でアウトなので、
それでもやっぱりメガネは必須です。

●懐中電気

深夜の地震で、多くの住宅で停電が発生しましたね。
やはり暗闇は不安が増しますし、
次の情報を得るためにも手元が暗いのは問題です。
自動で灯る蓄光非常灯のようなものを
避難経路にセットしておくのもおすすめです。

ロウソクは火災の原因にもなるので案外危険です💦
気を付けていても、余震で倒れてしまったりすることもあります!

●携帯の充電

情報の命綱になります。
灯にも、情報源にも、連絡ツールにもなる携帯は
50%を切ったらフルにする癖をつけましょう!

●ラジオ

今回、私後回しにして用意していなかったのですが、
地震発生から眠りにつくまでにポチッと手配しました。
携帯があればとりあえず情報は得られます。
でも停電した場合、携帯の充電はできる限り残しておきたい。

情報を得たいがあまり
常に携帯を使用することで本当に必要なときに
使えなくなってしまうのは困るので、

省エネルギーで長時間使えることができ、
できればハンドルや太陽光で充電できるラジオを
用意しておくと安心です。

やっぱりひとの声って安心するみたいです。
特にラジオなんて、
声で伝えるプロ!
きっと安心感のある冷静な声で
呼びかけてくれるはずです。

●現金(1,000円札とコイン)
私も完全にキャッシュレス生活になってしまいましたが、
こんな時は事情が違う。
携帯が充電できなくなったらイチモンナシ。
それどころか、お店の端末が使えなかったら
現金しか機能しません。
こんな時に万札の大金も、
あまりつかえなかったりもします。
(物々交換になったら万札で替えてくれるかもだけど)

公衆電話も自販機も、
やっぱりコインが必要です。


そういえばこの映画観ましたか??

都心で電気が使えなくなったという災害の話で、
コミカルに描かれていて
あまり深刻になりすぎず

だけど結構リアルで面白い!!
まだの方は是非シミュレーションだと思って
観てください😊

サバイバルファミリー


今回の規模の地震が発生したときに、
これくらい用意してあると、
安心感が全然違います。

最初に人によって、パターンによって、
フェーズによって、時期によって、
必要なものはそれぞれ違うと申しましたが、

今日紹介したものは、どんな人でも備えておくことを
おすすめします!

もし、これがあって安心だったよ!
というものがあったら教えてください☺

長い記事、
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

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