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自己肯定感よりも自己効力感

夏休みに「今の自分に必要?」と問いかけながら片付けをしていたら、私にとっては自己肯定感より自己効力感の方が大切なのかもしれない、とふと気付きました。

「また必要になった時に手に入れることができる。」
「これがなくても、私は大丈夫、生活していくことができる。」
物を手に取り、こんな考えが浮かんだ時、すごく自分がパワフルに感じられたのです。

物についてというよりも、自分にはまた買うことができる、工夫して毎日暮らすことができる、という行動を自分ができると感じられるとエネルギーが高まる感じがして。

ありのままの自分を受け入れ、価値を認めることも、もちろん大切にしたいけれど、これからはもっともっと「自分にはこの目標を達成することができる!」と経験や行動を積み重ねていくことに対する自己信頼を高めていきたい、と思うようになりました。

それから、この夏休みを楽しく過ごすために、緩やかな目標をいくつか設定していたのですが、振り返ってみるとほぼ達成できていて、「やればできるじゃん!」と嬉しくなったのも、自己効力感のことを思い出したきっかけの一つに。

思い起こせば、自己効力感=self efficacy という言葉を初めて知ったのは、『スーパーベターになろう』(ジェイン・マクゴニガル著)という本でした。
自己効力感は「私にはできる!」という感覚で、問題に対処して目標を達成するためのスキルや能力がある状態、と定義されてました。
そして、自己効力感を育んでいくためにはゲームのクエストを攻略していくこと(=日々目標を設定して達成していくこと、と置き換えると私のようにゲームに疎い方にはわかりやすいかも)が良い方法、と勧められていました。

最近読んだはあちゅうさんの有料ノートで習慣の重要性について触れられていて、習慣を持つことも自己効力感を高めるのに良いだろうなと感じたし、映画館で観た『風をつかまえた少年』という映画の主人公が周囲を巻き込んで村を救っていく過程を観ていても「自分にはできる」と感じる力が高いなーと感じて。

不思議とこの夏休みは、ほぼ毎日脳内に自己効力感というワードが浮かんでました。

これまでは何事も途中でやめてしまって続かない→また必要性を感じて再開、というパターンが定着していたのですが、こんなにこのことばっかり浮かんでくるのは、何かの重要なサインだと思えてきました。

なので、日記&手帳での、日々の小さな目標設定→実行→振返りを当たり前の習慣にするぞー!という決意を書き残しておこうと思います。

マイブームじゃなくて、歯磨きみたいな、やらないと気持ち悪い習慣になりますように。

#自己効力感 #習慣

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