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クロアチア旅行記(2019.5.23~29)①/ザグレブは首都だけどコンパクト

女海外一人旅。12年勤務した会社を退職し有給消化中に訪れた国、クロアチア。出会った風景、食事、おみやげ…忘れないうちにまとめます。

今回は旅行会社のフリープランを利用。基本的に送迎はセットされていました。

通貨はクーナ。1クーナは約17円。現地でユーロからクーナに両替しました。ユーロが使える場所もあるのでユーロを多めに持っておくと安心かもしれません。

ザグレブ​(5/23~25)

羽田空港からフランクフルト経由でザグレブ空港に到着したのは22時過ぎ。無事ホテルに到着したのは23時半頃。なので1日目はホテルで寝ただけ。オリエント急行の乗客のために建てられた「エスプラナーデ」に滞在しました。格調高いという言葉ぴったり。

2日目はゆっくりと朝食を堪能。左手前にあるのが内陸部の伝統料理「シュトゥルクリ」。ラザニアのようなパスタにフレッシュチーズを乗せて焼いたもの。モチっとした食感のパスタに酸味のあるチーズがからんでとても美味しい。これは甘くないタイプでした。

朝食後一人で街を散策し、午後は現地の日本人ガイドさんにアテンドしていただきました。

ザグレブはクロアチアの首都。といっても、とてもコンパクトでのんびりとした雰囲気です。バスもトラムも不要。徒歩で回れます。中心部を約4時間で効率よく案内してもらいました。

「トミスラヴ王広場」トミスラヴはクロアチアの初代国王。芝生の青々とした香りでフライトの疲れも吹き飛びます。

「イェラチッチ総督広場」ザグレブ市街のヘソ。

「ドラツ青果市場」地元の人と観光客で賑わいます。青果以外にチーズも。多くのお店は14時までの営業。屋内市場もあり、ペットボトルにワインを詰めてくれるお店が。お土産に買って帰りました。すごく美味しかった。

「聖母被昇天大聖堂」ザグレブのシンボルのひとつ。印象的なのは中に聖堂内の一番奥にある、ステピナッツ大司教の人形が安置されたガラスケース。人々が熱心に祈りを捧げていました。

「聖マルコ教会」屋根のモザイクが印象的な教会。左の紋章がクロアチア王国、ダルマチア地方、スラヴォニア地方を表す紋章、右側はザグレブ市の紋章。そしてなんと国旗が掲げられている建物が国会議事堂、左の赤い建物が首相官邸。いわばここは永田町。なのに厳重な警備の様子もなく驚き。言われなければ気付かない、普通の広場です。

ガイドさんとカフェでお茶をしました。現地在住の方とお話しするのは本当に貴重な経験。お会いするのをとても楽しみにしていました。クロアチアの人は親日家だそうです。日本人は勝手にものに触れない、散らかさないらしく好感度も高いのだとか。確かに、ニコニコすり寄ってくるということは決してないのですが(トルコの親日ぶりとは少し違うかな)、気さくで優しいんです。日本人だけにということもなく。

海外一人旅はロンドンに続き2回目。特にヨーロッパの一人旅は、一人旅でしか味わえない肌感覚があって、それが一人で旅する理由でもあります。ヨーロッパでも国が違えば印象もかなり違う。当たり前なんですけどね。ガイドブックでは分かりません。

フワッと軽めのケーキ。クリームは甘め。日本のショートケーキとは違う。ちょうどいちごの季節で市場もケーキもいちごだらけでした。

街はカフェやレストランでいっぱい。

夜はガイドさんお薦めのレストラン「AGAVA」で伝統料理「パシュティツァーダ」を頂きました。牛肉を赤ワインやニンニク、ハーブなどで煮込んだものですがシチューとは別物。お肉柔らかい。程よく酸味があり(トマト?)2枚食べても胃もたれ感なし。ニョッキも添えられて一皿で大満足。ワイン1杯も頂いて133クーナ(約2,300円)は安い。

お土産はザグレブで買うのが安くておすすめ、ということでスーパーでお菓子やトリュフ製品などを買ってホテルに。20時頃まで外が明るくて驚き。女の一人旅は夜外出できないのが難点。でも無理はいけません。次の日に備えて就寝。

ガイドさんにはザグレブ以外の貴重な観光アドバイスも頂き、本当にお世話になりました。クロアチア愛が伝わってきて私もクロアチアが大好きに。お会いできてよかった。

今回ガイドをお願いしたクロたびさんです。


憧れの街への引っ越し資金とさせていただきます^^