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「被災地へボランティアに行くのは迷惑?」悩んでいる人にこそ読んでほしい!【3.11から学ぶ。構造化特集を全記事お届け!】

みなさん、こんにちは。リディラバジャーナルです。

1月1日、能登半島地震が発生しました。
亡くなられた方々に心よりお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われたすべての方にお見舞い申し上げます。

本日は、【構造化特集:被災地とボランティア】の全記事をお届けいたします。

ボランティアに行きたいけれど迷惑?
今自分にできることは何だろう?
そう考えている方にぜひ読んでいただきたい特集です。

また、提携団体や専門家とともに被災地に入り、支援活動を行なったリディラバ代表の安部がX(旧Twitter)で現地の様子をお伝えしています。
また、今週の#あべラジオでも、その時の様子を詳しくお話しています。ぜひ、あわせてご視聴ください。


被災地にボランティアに行くのは迷惑なのか?

この特集は、2011年に起きた東日本大震災を振り返り、復興段階における人々の地域への関与は、震災直後の「ボランティア」という関わり方からシームレスにつながっていることに着目しています。

東日本大震災がそうであるように、今回の能登半島地震においても、長期的な支援が必要です。
被災地の復興まで見据えれば、時間が経っても関心を持ち続けることも重要であると考えられます。

「特に震災直後には、専門性やボランティア経験のない人が現地に行ったところで邪魔になるだけだ、といった批判があった。
(中略)
一方で、被災地に足を運び、支援を行った人々は現地では人手が十分に足りていなかったと指摘する」

【被災地とボランティア】なぜ僕たちは被災地支援に行けなかったのか」より

「もちろんボランティアには来てほしいのですが、正しく行ってくださいというスタンスで、『行かないでください』でもなく、『とにかく行け』でもなく、正しく行ってくださいという発信をしていました。
(中略)
藤沢さんの言う「正しく」とは、準備不足により被災地の負担がないようにということである。」

第1回「東日本大震災、被災地に行くのは迷惑だった?
一般社団法人RCF(東京都)代表・藤沢烈さん

今、自分にできることを考える・関わりかたを知るきっかけとなる特集です。
ぜひ、お読みください。

【構造化特集】被災地とボランティア

intro【なぜ僕たちは被災地支援に行けなかったのか】

復興段階を踏まえた上でのボランティアの初動に対する振り返りがなされてこなかったことに問題意識を持った編集部。
震災発生直後から復興段階における「被災地に関わるボランティアの数」と「被災地とボランティアの関係性」に着目し、それらを「AARRRモデル」という、Webサービスでよく見られる“会員を集め収益化を目指す戦略モデル”に基づいて整理していく。

第一回【東日本大震災、被災地に行くのは迷惑だった? 】

被災地に行くことに対する批判に対して、現地ではどういったニーズがあったのか、ボランティアが初動で動くことにどんな意味があったのかを振り返る。

第二回【災害ボランティア、初動で動ける組織の特長とは】

震災が発生した時にすぐに支援のために動くことができる組織の特長とは何だったのか。意識高い系と言われるような学生団体や宗教団体の活躍に迫る。

第三回【ボランティアなんて必要とされていないと思え】

「何かしたい」と熱い思いを持ったボランティアの描くイメージと、実際に被災地で求められていることのギャップにどう向き合うのか。ボランティアに求められる心構えを振り返る。

第四回【ボランティアの“満足度”が復興スピードを左右する】

ボランティアを継続していく上で重要なことを考えていく。長期的に地域に関わるボランティアを増やすためにはどんなことが必要なのか。

第五回【いま振り返る3.11、「情報発信」すればいいわけじゃない】

被災地の状況を知ってもらうためにも、ボランティアや寄付、支援を集めるためにも重要な情報発信。だが、被災地で子どもへの支援を行う認定NPO法人カタリバ(東京都)代表の今村久美さんは、情報発信を行う上でもジレンマがあったと語る。

第六回【対症療法的な被災地支援だけではダメ、東日本大震災の教訓】

被災地にボランティアとして関わった人々が復興段階のおいて地域にもたらすベネフィットについて考える。

安部コラム【「明日の災害」に、動き出せる準備を今しよう】


※この記事のリンクからこの記事にアクセスすると、どなたでも1月18日(木)まで無料でお読みいただけます!


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