子どもがほしい。その望みが絶たれない社会へ〜「精子提供」の課題から考える同性カップルの困難〜【リディ部ライブ勉強会】2022.3.9
社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」では、部員さん向けに毎週Zoomを使った「ライブ勉強会」を開催しています。当日ご参加いただけない方向けにアーカイブ動画も準備しますので、リアルタイムで視聴できない場合も、後から好きな時に好きな場所でご覧いただけます。
それでは、3月9日（水）の内容をご紹介します。
子どもがほしい。その望みが絶たれない社会へ
〜「精子提供」の課題から考える同性カップルの困難〜
日時：3月9日（水）20:00〜21:30 @オンライン（Zoom）
ゲスト：長村さと子さん（一般社団法人こどまっぷ 共同代表）
TwitterなどのSNSで見られる「精子提供します」という投稿やアカウント。同性カップル、男性不妊のカップル、選択的シングルマザーの人など、子どもを望む人たちが依頼者となって取引が行われています。その中で問題視されているのが、感染症や遺伝病などの医学的なリスクや、性行為の強要といった性的トラブル。個人間の取引においてはさまざまなリスクが存在します。
今回はこのSNS上の精子提供問題を入り口に、「子どもを望む同性カップル（自分またはパートナーが子どもを産みたいと望むカップル）がぶつかる壁」にフォーカス。子育てをしている、またはしたいと思うLGBTQ＋当事者をサポートする一般社団法人「こどまっぷ」共同代表・長村さと子さんをゲストにお呼びします。
なぜ同性カップルが「どうしてもSNSに頼らざるを得ない」状況に陥ってしまうのか。長村さんの当事者体験も交えながら、日本の制度的な障壁や、出自を知る権利を求める声の高まりなど、その背景にある要因について考えていきます。
長村さと子さん（一般社団法人こどまっぷ 共同代表）
1983年生まれ。東京在住。子育てをしてる又はしたいLGBTQをサポートする一般社団法人こどまっぷ共同代表。多様な街、新宿二丁目で子どもから大人まで誰でも来ることのできるお店「足湯cafe&barどん浴」等、複数店舗を経営。セクシャルマイノリティの人を中心とした居場所づくりをしている。レズビアンで一児の母。足立区パートナーシップ宣誓第一号。足立区で活動するLGBTQ＋allyの団体そらにじあだちの共同代表。
Twitter:@inoshiba
長村さと子さんのお話を聞いてみよう🔎
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社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」とは🔎
「誰かの困りごとを、次の時代の手がかりに」を合言葉に、社会問題について学び合う、オンラインコミュニティ「リディ部」。
社会問題の解決には、問題を「社会化」する（誰かの困りごとを、みんなの問題としてとらえる）ことが最初の一歩だと、私たちリディラバは考えています。そしてそれに欠かせないのは、その社会問題に関心をもっている「フォロワーの存在」です。
社会の中に、フォロワーの輪を広げていきたい。
一見すると、むずかしく、とっつきにくく思える、社会問題。
ならば、ひとりじゃなく、みんなで考えよう！ということで「みんなの部活動」を2020年5月にスタートいたしました。
「リディ部」では、主に、水～金曜日の夜におこなうライブ勉強会と、週末のオンライン自習室、Facebook非公開グループでのコミュニケーションと社会問題解決のためのプロジェクトを活動の中心としています。
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