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「身体拘束」の問題を考える〜その必要性や医療現場の実情とは〜【リディ部ライブ勉強会】2022.2.2

社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」では、部員さん向けに毎週Zoomを使った「ライブ勉強会」を開催しています。当日ご参加いただけない方向けにアーカイブ動画も準備しますので、リアルタイムで視聴できない場合も、後から好きな時に好きな場所でご覧いただけます。
それでは、2月2日(水)の内容をご紹介します。

「身体拘束」の問題を考える〜その必要性や医療現場の実情とは〜

日時:2月2日(水)20:00〜21:30 @オンライン(Zoom)
ゲスト:長谷川利夫さん(杏林大学保健学部作業療法学科 教授)

本人の命を守るため、また自他への重大な身体損傷を防ぐために行動を制限する「身体拘束」。さまざまな条件のもと、本人や周囲の安全のため「やむを得ない」ときに行われるものとされていますが、いま医療の現場で患者に対して過剰な、強制的な身体拘束が行われてしまっているという指摘があります。
今回のゲストは、長らく精神科病院における隔離・身体拘束の問題と向き合ってきた長谷川利夫さん。さまざまな事例や問題の構造についてお話いただきます。そもそも隔離・身体拘束はなぜ必要なのか。何が問題とされており、その背景にはどんな課題が存在しているのか。
「いる・いらない」「肯定・否定」ではない、いま必要な議論とは何か?という点について考えていきます。

長谷川利夫さん(杏林大学保健学部作業療法学科 教授)
1964年東京都生まれ。1987年國學院大學法学部法律学科政治学コース卒業(法学士)。同年第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。2002年~精神科病院に勤務。2010年、新潟医療福祉大学医療福祉学研究科保健学専攻博士後期課程修了。博士学位請求論文『精神科病院における隔離・身体拘束に関する各専門職の意識の実態とその背景要因及び作業療法士の役割に関する研究』により保健学博士授与。2011年より杏林大学保健学部作業療法学科教授。2017年“精神科医療の身体拘束を考える会”を発足させ、携帯番号を公開し身体拘束の相談を始める。日本病院・地域精神医学会理事。NPO法人にいがた温もり会理事。精神保健従事者団体懇談会代表。

長谷川利夫さんのお話を聞いてみよう🔎
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社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」とは🔎

「誰かの困りごとを、次の時代の手がかりに」を合言葉に、社会問題について学び合う、オンラインコミュニティ「リディ部」。
社会問題の解決には、問題を「社会化」する(誰かの困りごとを、みんなの問題としてとらえる)ことが最初の一歩だと、私たちリディラバは考えています。そしてそれに欠かせないのは、その社会問題に関心をもっている「フォロワーの存在」です。
社会の中に、フォロワーの輪を広げていきたい。
一見すると、むずかしく、とっつきにくく思える、社会問題。
ならば、ひとりじゃなく、みんなで考えよう!ということで「みんなの部活動」を2020年5月にスタートいたしました。
「リディ部」では、主に、水~金曜日の夜におこなうライブ勉強会と、週末のオンライン自習室、Facebook非公開グループでのコミュニケーションと社会問題解決のためのプロジェクトを活動の中心としています。
勉強会当日は参加できない…という方も、リディ部に入部頂くと過去実施したものも含めて300本以上の「勉強会」アーカイブ動画が見放題です👀

「リディ部」3つのポイント
📌いま社会で起こっている問題に対して、偏りのない知識を得られる
📌フラットな場で発言することで、知識が自分の身になる
📌「社会問題」は、実はとっても面白い!

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