台風 24.08.29

今週いろいろ予定があったのでやきもきしていたのですが、何とか全部クリアできそうです。はよただの低気圧になれ。
ちなみに滋賀県南部では今のところ雨も風も大丈夫です。

台風のやばさの基準がよく分かってなかったのですが、YOUTUBEで過去の室戸とか伊勢湾などの台風被害のドキュメンタリーを見て、今回の台風と比較したら数字的にマジでやばいんだと実感して震えました。数字って分かりやすいですね。
日本は外敵に攻められる要素が少なくそういう意味では守られていたけど、こうやって自然災害と戦い続けてきた国なんだなと思いました。その災害のたびにあきらめずに立ち向かったご先祖様たちのおかげで今の日本も私たちもあるわけなので、どんなにこの世の終わりのような災害が来ようとも挫けてはいけないなと思いました。これは先人の知らないようなものでないどころか、もっとすさまじい災害を乗り越えてきた先人がいることに勇気をもらいました。

滋賀県は災害が少ない県と言われますが、湖岸道路ができるまではたびたび琵琶湖の水が低地に流れ込む浸水被害があったようです。
南部には野洲川という大きな河川がありますが、昔は二股に分かれ、ダムができて水量が減るまではやはり水害がたびたびあって、周囲の神社や集落にはそれを物語る逸話が残っています。
現在、護岸工事やダムによって湖岸に浜が激減したり鮎などの漁獲量が減ったりしてしまいましたが、背に腹は代えられなかったんだなと思います。

地震も被害は目立ちませんが県境付近に多く断層があり、その付近での大きな地震は歴史的に見て結構多いです。弥生時代には琵琶湖で津波が起こった形跡のある大きな地震もあったようですし、平家物語の時代にも地震があり大津市などで液状化した記録も残されているようです。
なお琵琶湖の下には海溝があるので大きな地震が起こる可能性があることを小学校の授業で教えてもらいました。

なんにせよ、今地震や台風が大したことないとか言っていられるのは、先人たちが受けた被害を防災に生かしてくれているからであって、私たちはそれを本当に知らなければいけないし、伝えてゆかなければいけないと思います。

そんなことで、今回の台風でも被害が少なく済みますように。
どうか皆様ご無事で。

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