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バンドマンが自分達の20周年を全力で祝うってハナシ 2

↑前回の続き

はいじゃあツアーやりましょう。ライブハウス抑えましょう!
ゲストバンドのブッキングしましょう!

ワイワイ!て作業が始まる訳ですね。

正直最初は東京だけでもいいかな??て迷ってたんですね。

やっぱ地方でのヘッドライナーって何回もやってもドキドキするんですよ。 
普段その場で生活してないとやっぱ誰か来てくれるかなとか不安にもなります。


東京でも生活してないじゃん!て?

渋谷って埼玉県渋谷市でしょ??


名阪でワンマンとか過去に何回もやってるけどコロナでがっつり空いた後だしやっぱり不安は不安ですよね。

埼玉のバンドが地方で企画とか…空回りしてないか?ってソワソワと。

でも、バンド始めた頃から凄く大事にしてる事があるんですけど

「常に胃が薄くキリキリする状態をキープしたい」

何の不安も無いバンド活動も絶対楽しいですけどね。

それで生活している訳じゃないからこそ「人からお金を貰って好きな事をやってる」って自覚をちゃんと持ちたいし、
何か常に「コレを成功させたい」「コレを達成したい」ってハードルを常に置いてそこに都度都度向かって行く環境じゃないと成長が止まるんじゃないか?って思ってて。

かっこつけに聞こえるかもですけど、楽しいだけだとダラダラ衰えていくだけになってしまいそうで…。そんなバンドも観てきたし…

それで出逢うべき人や掴めたチャンスを逃してしまうのも怖いんですよね。

なんでそこは大事にしてます。ハイ。

自信は無いけどもうやると決めたら動きます

大阪はアメ村新神楽


名古屋は今池ハックフィン


解る人には解る名阪のパンクムーブメントの発信地であり学舎であり実家のような場所ですね。

やっぱここは活動初期から通ってるハコで。
(現実的なキャパ感含め)

で、ブッキングなんですけどね。

僕は結構ガチで思ってるのが、

「ブッキングはメンバーじゃない人がやった方がいい」

って事で。

マネージャー的な人になるのかな?

どんな組み合わせだったら衆目を引くか、お客さんが喜ぶか。知らない層に届けられるか。

果ては興行的なメリットだとかメンバーからは見えない部分を俯瞰的に、時にシビアに考えられる人がやるべきだなって。

さあ、メイクマネーしましょう


メンバーがブッキングするとね。高確率で人間的な繋がりだとか、自分自身そのバンドの音楽が好きかどうかとかって

良く言えばピュアな、悪く言えば甘ちゃんな理由に偏りがちになります。  

ヤダヤダ!このバンドとやりたいんだい!


バンドはビジネス それじゃダメなんです


リアルな話 誰に知られたいか、アピールして行きたいかって戦略の上に「対バン」ってものがあると思うんですよね。

アーティストエゴみたいな物は捨てて、クレバーにシビアにじっくり時間かけて戦略として考えないとそれはビジネスへの姿勢とは言えないと思います。



で、今回のブッキングのテーマは

直観で


僕達が20周年の節目に

「いやあ〜お互い経たねえ」

って肩を叩いて笑って欲しい人達に声をかけました。

必然的に年齢層も高くなりました

さっきの話は何だったんだって感じだけど、そもそもマネージャーとか居ないし、この大事なタイミングに及んで

規模観とか見え方とか考えたくねえよ!昔からずっと大好きなバンドとやりたいよ!!

って事ですね笑

このメンツがいいんだい!!

いつもは考えてるよ!
それなりに!多分!!少しは!!

若いバンドには絶対そうした方がいいって思うけど、皆んなが皆んなそっちに全振りしてやってたら無味乾燥なシーンになっちゃいますし、地方のライブハウスなんて無くなりますよ?!

エゴと癖ってのは音だけじゃなく活動にも出していきたいんです。


快く出演を快諾してくれてありがとうございます。
活動がスロー過ぎてオフィシャルアカウントすら存在してないバンドがいくつかいて「令和やで??」と思ったのはここだけの話。

ビジネスなめちょん??

上の動画のkiddの映像なんてMVすらないから俺が急ピッチで作ったんやで

今回出演叶わなかった仲間もまた誘わせてください。次は出ろ

またゆっくりと、各バンドに対する思い入れなんて書いていけたらと思います。


しかし纏まりのないメンツだ

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