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現場の沸騰経済学

製造業の最前線で戦うマーケッターでもある筆者による経済(グローバルマクロ)の勉強マガジンです。マクロ思考が出来るビジネスマン・投資家向け。
このマガジンを購読すると科学技術の知識やビジネスに必須の知識が身に付きます。これらは真の投資家にな…
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2020年7月の記事一覧

【マガジン27】『アイスランドに学ぶ地熱発電大国への道』(2020/07/28)

今回はタイトルの通り、「アイスランドに学ぶ地熱発電大国への道」というタイトルでマガジンを更新していきます。 地熱発電協会の方に現状を色々聞いたことがあるのですが、日本は地熱埋蔵量がアメリカ、インドネシアに続いて世界3位にも関わらず、 地熱発電って全く普及していないんですよね。 開発期間が10年以上に渡り、開発コストも高いので、なかなか思うように地熱発電の比率が増えません。 今ではサウジアラビア、ロシア、アメリカの原油三国志を皮切りに原油安が続き、太陽光発電や風力発電が

【マガジン26】『マーケティングと戦略について勉強する』~BtoC,BtoB~(2020/07/24)

ネットを見ると、みんなやたらと「マーケティング!マーケティング!」って呟いていますけど、「マーケティング」の定義が出来ている人って、そのうちの半分もいないのでは?と疑問に思うことが多いです。 そして、戦略とマーケティングというのは、似ているようですが異なります。ここは日頃から使い分けをした方が良いでしょう。 色々なビジネス本で、言葉は理解していても、 それを自分の環境に当てはめて考えることが出来ない人は多いのではないでしょうか? もしくは、本当は出来るのに、大変なので

【マガジン25】『露光装置トレンドの初歩の初歩』~半導体~(2020/07/13)

今回は日本が優位性を保っている半導体製造装置の中でも、オランダのASMLにだいぶやられてしまっている露光装置について書いていきます。 露光プロセスは非常に大事で、今世界の半導体製造における「最先端技術」が詰まっているのは間違いなくこの露光装置です。 この露光装置が既存の露光プロセスからブレイクスルーを果たしたからこそ、台湾のTSMCが受託製造で断トツの1位となり、 世界の半導体回路設計メーカーがこぞってTSMCを外注に使うのは、この露光プロセスが世界最新鋭だからです。

【マガジン24】『業務を高速化して月10時間を絞り出す方法』〜労働生産性〜(2020/07/12)

今回は、いつも書いているようなテーマとは少し毛色が違うのですが、「仕事のやり方」について、私が思ってることを徒然なるままに書いていこうと思います。 会社という環境は、若手でさえもPCスキルが低く、時間意識が低いんですよね。 毎年入ってくる新卒も、大学時代にPC操作をあまりしないので、スタート地点はゼロベースと言っても過言ではないでしょう。(←本人の問題というよりも構造的な問題かと思います。) BtoB業界はルート営業が主流で、膨大な事務処理を淡々とこなす必要があります。