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子の「2分の1成人式」に出て、大人の私の仕事の姿勢を問われた気持ちになる

小学4年の息子の小学校の行事、「2分の1成人式」に参加した。

小学4年生は10歳になる学年。
以前の成人の年齢である20歳の半分のこの学年で「2分の1成人式」を行うというものだ。

子どもたちは1人ずつ教室の前に立ってスピーチをした。
事前に書き記した作文を読み上げた。

自分が生まれたときはどうだったか。
それからどんなことができるようになってきたか。
将来どんな仕事をしたいか。


子どもたちの発表を聞いていて、ギクリとすることがあった。

それは
「将来こういう仕事をしたい」
というときに子どもたちがほぼ共通して使っていた言葉についてだ。

「みんなを笑顔にしたい」
「みんなを楽しませたい」
「みんなを幸せにしたい」


果たして大人でこんな思いを持って仕事をしている人が一体どれくらいいるだろうか。

お前はどうなんだ、
と問われている感じがした。

私はいかに楽に仕事をできるようになるか、
いかに稼げるようになるか、
今はその思いが頭の中心を占めている。

子どもたちが言っているような「みんなを~したい」が1ミリも頭の中にないわけではないけれども、堂々と胸を張って言えるだけの思いを持って仕事をしているだろうか。
誰かに価値を与えているだろうか。

反省させられる、自分を振り返る成人式となった。

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