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東京に住んで留学に行った高校時代の同級生を思い出した

東京に住んで早1ヶ月。

今まで実家住みで全てを親に任せてきたのでホームシックになると思っていたが案外平気だ。(今のところは)
小学校に上がりたての頃、学校に行きたくなくてベソをかいていたので意外に順応できてるなぁと思う。

1ヶ月住んでみた東京の感想は良い街だなと思う。
よく関西人は関東に対して対抗意識むき出しみたいなイメージを持っている人がいる。
実際対抗意識を持っている人もいると思う。
関西ローカルのテレビだとやたらと対立構造を煽る内容がやってたり巨人vs阪神のような象徴的な対立もよく取り上げられる。

子供の頃、やしきたかじんが「東京人は全員黙っとけ!」みたいな事をテレビで堂々と言ってたの見て「なんでそんな嫌ってるんだろ」って感じだった。

ずっと関西育ちの自分にとって東京の印象は「遠くにある街」ぐらいのものだった。
そもそも行ったことが無いのでテレビとかでしか見ることがなく、異国のような気持ちであった。

いざ住んでみると人が多くあらゆるものがあるので便利だなぁと感じる。
特に用もなく荒川の辺りをぶらついたり、表参道を歩きながらKANDYTOWNを聴いてシティボーイになり切るのも楽しい。

めざましテレビとかヒルナンデス見て紹介されてる所に行こうと思えば行ける感覚もなんだか新鮮だ。

ここだけだと東京いいじゃん、住むのもアリだなと思ったりするがそんな時高校時代の同級生を思い出す。

高校2年の時、仲のいいクラスメートが夏休みにオーストラリアに留学に行った。
2週間の留学を終えて帰ってきた彼はとても充実したようだった。
そして彼はオーストラリアはここがいい、日本はここがダメみたいなことを語り始めた。

それを聞いて俺はいい気がしなかった。
たかだか2週間だろ?旅行と変わんねーのに何が分かるんだよと内心悪態をついていた。

だが今なら彼の気持ちが何となく分かる。
環境が違う所に住むと何となく良く感じたりする。
彼が感じていたことは誰しもが持ち合わせる感性なのだと思う。

彼とは高校卒業後も交流が続いていたが雰囲気や言動が変わって自分から距離をおいてしまった。
今では連絡先も分からないが彼とは趣味や好みも近しかったので今ならこんな事も話せるのになぁと思うことがある。

人間関係とはとても流動的なので今ある関係を大事にしていきたい。

おまけに僕の地元出身バンドの曲を貼っておきます。


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