見出し画像

「BeReal」の流行を今更知ってまた世間との認識のズレを感じた

最近「BeReal」なるSNSが若者の間で人気となっている。
一応俺も若者にカテゴライズされるはずなのだが恥ずかしながらつい最近知った。
バイト先で他の学生バイトたちがこのアプリについての話になってて俺は無知を晒したくないので空気に徹しつつ適当に同調していた(空気なのはいつものことなのだが)。
流石にこれ以上深掘りされたらボロが出るので帰ってから一通り調べてみた。
以下は他サイトからの引用である。

BeRealは2020年にフランスでリリースされ、2022年に入りダウンロード数が一気に増加している新しいSNSアプリです。

InstagramやTikTokなど「映える」「可愛く、美しく見せる」SNSアプリが普及している中、他SNSとBe Realの違いは、アプリの名前の通り「リアルを見せる」点です。

https://find-model.jp/insta-lab/sns-application-be-real/

正直説明を見ても「?」という感じだった。
インスタのストーリーとかと何が違うんだ?って感じだしリアルにこだわるのは分かったけどリアルリアルってめんどくせえヒップホップのヘッズみたいだなって感想しかなかった。

だが世の大学生を見ると今の主流らしくバイト先の子たちも周知のように話していた。
実際このアプリの通知音を大学の大教室で鳴らすと沢山の学生が自分のスマホを確認するという動画も見た。

その光景を傍から見ていると「あぁ、この認識のズレはデジャヴを感じるぞ」という気持ちになった。
それは俺が2回生くらいの頃、「Zenly」という位置共有アプリについて知った時と同じだった。

年々大きくなるズレ

その頃の俺はまだ知らないものを適当に知ったかぶって同調する術を身に付けていなかったのでなんだそれはと純粋に聞き返した記憶がある。
すると周りは「マジかコイツ」みたいな反応をするわけである。
流石の俺もそんな反応をされたらこっちが変なんだなって理解する。
思えばこの大学四年間、そうした世間一般の同世代とのズレを度々感じされられた。
成人式でかつてアニメの話で盛り上がった旧友たちに今期のアニメの話をしたとき、イカゲームについて聞いたとき、飲み会で繰り広げられる恋愛トークや猥談に参加出来なかったとき。
俺は「あ、俺は同世代がいるステージに進めていないんだ、正常じゃないんだ」と思わされてきた。
そうした経験を繰り返して少しずつ心を慣れされ肯定も否定もしない自分流の受け流し方を身に付けた。
だからってズレが無くなる訳ではないけど、そのズレを無くすために行動するほどの気力は自分には無い。
そういう主体性の無さというか自分の無さが俺が人間的につまらない部分なんだと思う。
この年までまともに交友関係も恋愛経験も積めてないのも納得ですわ。

ますます自分が弱者男性という化け物になっていく気がする。シテ…コロシテ…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?