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#10 なにかやらなきゃ症候群

こんにちは!
もうどこかで人が溶けててもおかしくないよね、ぐらいの暑さ。
おでかけする気にもならず、noteをひらく笑

暇な時ってみんな何してるんやろう。

こう思い始めてからかも、私がYoutubeでVlogというものを見るようになったのは。大学に入ってからは、サークルに入り、授業や課題に追われ、バイトもして、お休みがほしい~~~と思う毎日を過ごしていた。
留学していたときは、それなりに外に出ても、だれかと話してもそれだけで勉強になる、毎日が成長につながっているなぁと思っていた。

けれど、今とつぜん、母国日本で、あんなに欲していた「ひまな時間」を手にした。特に締め切りに追われることもなく、「何をしてもいい時間」があり余っている。そうすると、変なことに、今度は「なにかやらなきゃ!!」と思い始める。

一日中ゴロゴロしていても、動画みてようとも、なんにも文句は言われないのに、こんなときに限って変な完璧主義というか、頑固さが出てしまって、「こんなだらだらしていてはダメだ!」と思ってしまう。
そこでYoutubeで、“a productive day in my life”的な動画を見あさってしまって、「今から勉強します!」とか「今日はおかしづくりをしました!」というキラキラ自分磨きに影響をうけてしまうのだ。

そう思って、英語の勉強をしてみたり、本を読んだり、一日のうちで「充実してそう」に当てはまるような活動をしてみるのだけれど、これといってしっくりこない。「なにをしよう??」「YouTubeは時間の無駄か」「英語の勉強、なにすればいいんだ」とか考えることがむしろ疲れてきて、ずっと頭が動いているような、本末転倒の事態だ。

そんな最近に、コロナウイルスにかかってしまい、5日間、自分の部屋で寝たきり生活をしていた。みんなが生活をしている中で、1人部屋にこもり、一日中アニメやドラマをみたり、本を読んだり、好きなYoutubeを見て過ごす。病気だからという理由があるおかげで、「合法的にダラダラできる日」になったのだ。

そして、自粛明け。不思議なことに、いつもざわざわしていた心がすっきりとしていることに気がついた。気持ちも明るく、普段ならイライラしていたか、不安でいっぱいになるような出来事でもさらっと流していることに気づく。あんなにダラダラしていたのに、生産性がない日を送ったのに。
5日間、周りの声をほとんど聞くことなく、自分の世界だけで生きたことで、「なにかやらなきゃ!!」と思っていた日々より、ずっと心が晴れたのだ。

私は自分や世間の声が課した「充実感」「生産性」を追いかけるあまり、「罪悪感」まで自分で作り出してしまったことに気づく。
1日中、好きなことをしたって、ダメなことだ!!と自分で思わなければ、それが一番自分の心の健康につながるのだなと思った。
案外、自分で自分に制限をかけて生きているのかもしれないな~と思う。

今日も読んでくださり、ありがとうございました✨


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