見出し画像

美しい人

こんにちわ。週4筋トレと有酸素をやっているのに半年近く全く体重変動のない、ある意味奇跡的な体をしているricoです。凄いですよね、体重が全く増減しないって…真面目にやってるから結構凹む。毎回の測定値プラスマイナス100グラムってただの誤差でしかない。笑


私は「この人はすごく美しい」と思える人に出会ったことがない。


恐らく私の表現での「美しい人」というのは外見だけではなく、生きざまであったり精神的な達観などが含まれるから。


外見だけでも美しいと思える人もほとんど見たことがない。田舎だからと言うのもあるのだけれど、主要駅に行ったとしても人混みなだけで美しい人はお見かけしない。


ビューティーアドバイザーさんで、本当にビューティーな方を見たこともない。ケバケバしいだけな印象。自分がメイク薄めだから余計にそう感じるのかもしれないが。


特に年を重ねると内面が顔に出てくると言われているのは本当だなと感じる。笑い方や所作、言葉遣いに「ん?」と違和感を覚える人は、やはりどこかで下品に感じてしまう。


どれだけ頭でわかっていても行動が追い付かないこともよくある。特に笑い声なんかは日頃の素の部分がよく出るから、穿って見てしまう。


自分の求めている美しさはかなり難易度が高い。吉永小百合さんや八千草薫さんのような。美しく凛とした出で立ち、穏やかな話し方、菩薩のような笑み、優雅な所作、とても素敵だと感じる。神々しさもある。とても優雅で美しい。


その神レベルの水準でなくても良いから美しい人にお会いしたいとずっと思っている。ある意味でのメンターと言うか、目標になる人が欲しいのかもしれない。


この人みたいになりたい!


と思えるような方に出会いたい。
そう思って何年経つかわからないけれど、年を重ねるごとにそれは難しくなる。求める水準も高くなってしまっているから。もちろん今のところ出会ったこともない。


外見だけなら、写真だけなら何とでもなるとは思う。ただ、求めているのは無理に若作りをしたハリボテ的なものではなく、年相応で中身の美しさが滲み出てくる感じ。色っぽさに繋がるのかな。


若い=美しい、ではない。
若く見えるって一定の年齢を超えると誉め言葉のように聞こえるけれど、私はあまり嬉しくない。年相応の落ち着きは感じられないのかなと考えてしまう。若いと言われるより「若々しい」の方が嬉しいのかもしれない。


若者ぶった格好をして、幼く見える髪型やメイクをしていれば「若く見える」とは思う。それはパッと見だけの話であってよくよく見ればシワやたるみが気になる。会話をすると悪い意味で本当に中身まで幼い人も多い。年齢だけを重ねているパターンと言えばいいのか。


マジ?ムリ。ヤバ。ウザ。


そんな言葉しか出ないアラフォーを美しく思えるわけがない。建設的な会話ができないのもそうだが、何かに対しての感想が二文字で表現できてしまう薄っぺらさに美しさはない。


何となくだけれど、人生3周目くらいの人を求めているのかもしれない。笑


自分もまだまだ高い水準ではない。もっと穏やかな話し方をしたいな。もっと美しい所作を身に付けたいな。そういう目標自体はあるのだけれど、それが自分の妄想の中なのか実際に接したことがあるのかでリアルに落とし込める速度は変わる。


今はまだ自分の妄想の中の美しい人。


それを少しずつ掘り起こして、自分と一体化できるように精進したいなと思う。まだまだ器が足りてないから、色んな経験をして器の数も大きさも増やしていきたい。


その人の持つ美しさは、その人にしか出せない。生きてきた人生が顔だけではなく全てに現れるから。それこそ目には見えないオーラがその人をより美しくしているものだから。


私が求めているのはそのオーラの強さと美しさなのかもしれない。もちろん、人生3周目くらいの人でないと出せない雰囲気が必要だけれど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?