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フリマアプリで金額を間違えたときの対処法

価格の桁を間違えて出品し、赤字が出るような金額でブランド品が落札されてしまった経験をもとに、その対処法と落札者に対する出品者としての振る舞い方についての経験と学びを綴ります。

ヒューマンエラーは必ず起こる

気をつけていても人は必ずミスをする。筆者は100以上の取引をしているがミスは初めてだった。今後も100件に1回くらいの確率で何らかのミスを起こすことを予測している。なぜなら失敗と成功はセットだと考えているからだ。今までの筆者であれば「今後はすごく気をつけよう」と反省し「意識を強く持つ」と目標を掲げただろう。しかし、これは本当の意味で対策を立てたとは言えない。「ミスから何が学べるか」これを考えることが本当の意味で策を講じたことになる。

ミスに対処する力は高めることができる

ミスが発覚した時に考えうるアクションは全部で3つある。
1)そのまま発送する。
2)購入者に価格を間違えて出品してしまったことを伝えキャンセルに同意するよう頼む。
3)発送しない。
出品者として3の選択肢はあり得なかった。錯誤で取り消しが可能な案件だったとしても筆者のミスを100%購入者が被ることは不本意だ。しかし、赤字も気になるし、品物に対して明らかに価格が安すぎるため2)を選択した。

ミスに対処する成功体験を積む

「ミスは誰にでもありますから大丈夫ですよ」と励ましの言葉までいただいてしまった。この会話の後で筆者から購入者にキャンセル依頼を通知し、購入者がそのキャンセル依頼を受理し、運営側がキャンセル処理を完了した。購入者のレスポンスが早かったため一連の流れにかかった時間は約12時間だった。もちろんこれは、かなりスムーズにいった例であり、憤慨したり、無反応だったり、キャンセルに応じない購入者も当然に居るだろう。

時間割引率を引き下げて未来に価値をつなぐ

交渉がうまくいかなかった場合は、筆者の対応も得られる結果も異なるものになる。購入者とあまりに揉めて、フリマアプリに関わること自体が嫌になったり怖くなったりしてしまってはもったいない。なぜなら冒頭でも記した通り、間違えは起こってせいぜい1/100くらいのものなのだから。有益な99を無碍にする必要もないだろう。当然筆者が購入者の立場になれば今度は100に1つぐらいの確率でキャンセル申請が来るかもしれない。その時は出品者の気持ちが分かる購入者として相手のミスに対処する成功体験を積もうと思う。


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