旅と映画
こんな時だからこそ旅のことを語りたい。
旅が特技だと気づかせてくれた人たちがいるから。
映画の世界そのものに魅せられて旅することがある。
また、自分の旅した場所が映画にちなんだ場所だったことや、その後映画の世界になったことがある。
映画そのものも旅だ。
大事なのはその土地の世界観。
どっぷり浸かりに行った場所は「与論島」映画「めがね」の舞台。めがねの世界観、黄昏る。与論島は黄昏に行った。
ついでに、”メルシー体操”もやった。誰にも見られていないことを確認して(笑)
これがやりたくて与論島に行った(笑)
旅へと突き動かす秀逸な映画がこの世には存在する。
「かもめ食堂」
フィンランドのヘルシンキを舞台にした、群ようこさん原作の映画です。「めがね」同様、小林聡美、もたいまさこペアと、監督もめがねと同じ、荻上直子さん。フィンランドのゆったりとしたマインドが感じられる。毎日が風の吹かれるまま、といった雰囲気の中に、大切なことは自分のなかにもうあるよ、と、おにぎり(ソウルフード)を通して教えてくれているように感じます。私は、この映画の光には透明感を感じました。
東京から実は一番近いヨーロッパの玄関、ヘルシンキ。いつかフィンエアー(AY)に乗って行ってみたい国です。直行便だからロスバゲの心配もなし!(笑)そして森を散策して、空気をたくさん吸って、トランクケースにきのこたくさん詰めたい(笑)(たしか、きのこは持ち込めないかな。)※なんのこっちゃ?と思う方、ぜひ、映画ご覧下さい。
「プール」
タイのチェンマイが舞台。「カイジ」や「デトロイト・メタル・シティ」を手がける脚本家:大森 美香さん監督・脚本の映画です。「かもめ食堂」「めがね」同様、小林聡美、もたいまさこペアです。この2人の世界感好きなんです。「やっぱり猫が好き」も大好きです。加瀬亮もいいですね。この映画はとにかく風景がまず・・・もう・・・。画面越しでは感じるはずのない、風や空気、におい、温度、湿度が伝わってくるというか。。。緑と光の具合も最高。「かもめ食堂」「めがね」もそうなのですが、この3作品とも、それぞれ個々の在り方が自由なんです。それぞれの在り方、態度、行動、言動、全て受け入れられているというか。ノージャッジの世界がとても心地いい。善悪も存在せず、存在するということだけが平等に認められているような感覚があります。それを可能にしている、風景・土地・世界観なのだと。
その他、
「コンタクト」のグランドキャニオン
「ライオンキング」のセレンゲティ
「ザ・ビーチ」のピピ島
挙げたら切りがありません。
旅することを目的として見る映画でオススメなのが、「エリザベスタウン」「LIFE!」「嘘を愛する女」
映画は心の旅なのかもしれない。
映画の旅
映画で旅
旅と映画。
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