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ラグ馬鹿Rickyのラグビーレポート  Sunwolves vs Hurricanes戦編(2019.04.19 SR Round10@秩父宮)

今宵は平成最後のピンクムーン。
赤く染まる秩父宮に狼軍団も帰ってきた。
月に向かって吠えまくれ。

先週の金曜日は秩父宮へ久々に日本に帰ってきたSunwolvesの試合へ。  スーパーラグビー国内初ナイターにして、なんとこの日はピンクムーンで平成最後の満月の夜。残念ながらややかすみがかってはいたものの、狼軍団のホーム試合としては最高のシチュエーションだ。

このところとてもいい試合を繰り広げているにも関わらずあと一歩及ばず悔しい想いをしていたり、Sanzaarからの撤退決定が発表されてから最初の国内試合ということもあり、みんなの想いが一段と込められている試合だけになんとしても勝利してみんなで歓びの雄たけびをあげたいところだ。
またこの日は何か月ぶり!?というくらい久しぶりにラグビー生観戦が出来るというラグ仲間も一緒に。
試合相手はNZに住んでた時の地元チームであるHurricanes(以下Canes)。Sunwolvesにもこういう時だからこそ勝ってほしいと思う反面、NZの地元チームのいいところもみたいという想いもあり、大事な時期だけにまずは両チームとも最後までケガすることなく無事であることを祈りつつ、いい内容の試合になることを期待したい。

この日は平日ナイターとあり入場待ちの人も週末に比べればそこまでいないだろうといつもよりゆっくり会場に向かったが、意外にも一般入場の列が先行入場とあまり変わらないくらい並んでいてビックリ。今週来週の2試合は特別企画グループチケットなども販売されていることから、バック自由席は完売とのこと。
そしてこの日はフライデーナイトということで、お酒とのコラボなどちょっと大人の企画もあったらしい。それもあってかスタンドは平日の夜にも関わらずかなりの人(今季最多観客数を記録)が詰めかけていた。
いづれにしても久しぶりの国内戦とあって待ち遠しい。

試合前にはMaoriの踊りが披露されボルテージも次第にあがっていく。  この日はスタンドを赤く染めようということで来場者たちに赤いセロファンのシールが配られ、選手入場の際に携帯のライトに貼ってみんなで振って応援しようという企画も行われ、すでに試合前からスタンドのあちこちで赤い光が左右に揺れていた。しかしながらこの配布もばらつきがあったようで、早く入場した私もあとから来た仲間もどちらももらっていなかった。そもそも入場した直後の場所で渡されるとみんな急いでいるので(特に国際試合の時などはより顕著)渡される方も配る方も共にバタバタして列も詰まったりするので、より時間に余裕のあると思われる入場前の列に並んでいる時や並び始める前などの時間を有効的に使う工夫をした方がお互いのためにいいと思う。海外でも試合はRWC(ラグビーワールドカップ)を含め何度も観てるけどそんなバタバタした記憶は一度もないから、いったい何が違うのか。

そしていよいよ選手たちもグラウンドに登場。待っていた試合の幕開けだ。キックオフの笛がグラウンドに響き渡り試合がはじまると、のっけから試合は大い盛りあがる。みんなの期待にこたえSemisiがトライを決めるとお約束ポーズも登場し、スタジアムにいるみんなのボルテージもさらにあがる。その後もスーパートライセーブやスーパーキックも決まると会場内の雄たけびもあがり、なんと強豪Canes相手にSunwolvesがリードでHalf timeを迎えるという最高の展開。ただそんなに簡単に終わるCanesじゃない。強いチームは後半や土壇場に強い。さあこのまま逃げ切れるか。

後半に入りCanesが世界の強さを発揮してくる。今回若手の選手も多く起用したCanesだったが、ベテラン勢が実に落ち着いてゲームコントロールし、ちょっとしたミスや隙をうまくついて渋い強さでジリジリと追いついてくる。前半はSunwolvesがもしや競合Canesに勝てるかも!?と思った試合も、残念ながら自分らのちょっとしたミスでそのチャンスを逃がしてしまい、またもや超悔しい結果に。たぶんそれは選手たちが一番感じていたと思うし、試合後も全身から悔しさが滲み出ていた。

しかし思いおこせば2年前、同じここ秩父宮で17-83と大敗を喫したCanesに相手に、毎年選手がめまぐるしく入れ替わり急造チームのような状態になっているSunwolvesが、たった2年でここまで互角に戦えるまでになってきているというのはかなりの急速な成長だと思うし、こうやって世界レベルで戦う経験を積んでいければ数年後はどれだけおもしろいチームに成長しているだろうか。
そういう意味では未来のビジョンを明確にしそのための行動を一歩一歩実行させている現場に対し、まるで逆行している某組織の意識や行動のズレ、ならびに力量の差が残念でならない。
いっそいったんリセットして、海外からなど新しい風を吹きこんでみたらどうだろうか。

そういう私自身も今もうグチャグチャ状態だから、いっそ一度DestroyしてRe-birthするのもいいのかもしれない。明けない夜はないのだから。
RWC前の時期はいつもこんな感じで悶々としていることが多い私だが、その先にある未来を見据えて何度倒されても素早く起き上がり少しずつでもゲインできるようにしよう。

翌日はRWCTS(Rugby World Cup Training Squad、通称Wolf Pack)の国内最初の試合もあるので早めにグラウンドをあとにした。

この中から一体誰がこの秋に行われるラグビーワールドカップの舞台で戦うことになるのか。対戦相手との戦いもあるが選手たちにとってはその前にチームメイト同士との、そして一番過酷ともいえる己との戦いがある。

最後にみんなで笑えるその日のために一体何ができるか。
戦いはまだまだつづく。

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