小籠包と梅雨
今日は、ゆっくり『罪と罰』を観て、noteを書こうかなと半日空けていたのに、急用ができてロングドライブ。
予定変更で、なんだか冴えない気分なのに、天気まで冴えない1日で、こんな日は熱唱ドライブしかないか、と「熱唱用プレイリスト」をかける。
すると流れてきたのかこちら。
君のためにできること
私はずっとずっと
考えている
笑いあえたあのころを
心にそっとそっと
抱きしめながら
昨年末にリリースされた、リトグリとペンタトニックスのコラボによる「Dear My Friend 」。
最近の私は、もっぱらカラオケの最初の一曲にしていて、発声練習にしている曲だ。
コロナ禍で、なかなか会えない友達をイメージして書かれたと言われるこの曲。
いつもなら、数年前に亡くなった、私より年下の友人を思い出す。
可愛らしくて、強くて、寂しがりやで、体育会系で、努力家で、天然で、真面目で、一緒懸命で、マイペースで、周りに気をつかう人だった。いつも、あったかくて明るいオーラをまとっている人で、彼女といるとハッピーな気持ちになれる、そんなパワーのある人だった。
彼女との最後のランチになってしまった小籠包屋さんには、いまだに足が向かない。
小籠包には罪はないけど、小籠包そものものが、どうも苦手になってしまった。
デザートに、半分こして食べた胡麻団子とマンゴープリンも、あれ以来食べていない。
見上げたら流星だ
君にも見えるかな
Dear My Friend
もしも 君が笑顔を
失くしそうになった時は
私を呼んで
I'll Be There
ひとりじゃない どんな時でも
私はここにいるよ
きっと大丈夫だよ
Dear My Friend
この歌詞は一人称なんだけど、聞くたびに、なんだか、彼女が私に話しかけてくれている気がする。
どこかで、同じ空を見てるのかもしれないなぁ、なんてふと思う。
彼女を思い出しながら、みんなで食事会をすると、何故か頼んだモノがひとつ多くきたり、数えて頼んだはずなのに、なぜか足りなかったりする。その度に、見えないけど彼女がそばにいて、イタズラしてるね、とみんなで笑う。
お茶目で、いたずら好きで、いつも笑わせてくれたんだよな。
そう、いつもShe is hereなんだ。
今もどこかで誰かの
命がふと終わって
始まりがあって
悲しみの向こうには
もっと優しい未来が
待っているかな
青空がうれしくて
君に会いたくなったよ
2番の歌詞は、なぜか、今日は違う人が頭に浮かぶ。
かっこよくて、強くて、寂しがりやで、体育会系で、努力家で、天然で、真面目で、一緒懸命で、マイペースで、周りに気をつかう人だったらしい。いつも、あったかくて明るいオーラをまとっている人で、彼といるとハッピーな気持ちになれる、そんなパワーのある人だった、らしい。
毎月18日は、会ったこともない人に、会いたくなる日なんだ。
だから、『罪と罰』を観ようと思っていたのに。
今日は青空が見えない1日。
もう梅雨なんだってね。
また、梅雨がきちゃったね。
小籠包屋さんは、行かなきゃ済むけど、梅雨は必ず毎年やってくる。
梅雨のないところに引っ越しでもしない限りは‥
Dear My Friend
もしも 願い叶うなら
君を包むそのすべて
幸せでいて
I'll be There
ひとりじゃない どんな時でも
私はここにいるよ
きっと大丈夫だよ
Dear My Friend
約束だよ また会おう
Dear My Friend
小籠包も梅雨も、まだまだ乗り越えるには、時間かかかるだろうな。でも、また会う時は、幸せな気持ちで会いたい。彼女とも、そして、彼とも。
Dear My Friend