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「斜に構える 斜に構えない」Padletで楽しく深掘り!

クラスで、職員室で、会社で何かを検討するときに、その物事のメリットやデメリットを書き出すことがありますよね。「物事の両面から見る」これはとても大切なことです。

ですが、あえて言わせてください。この作業、

楽しいですか?

はい、私は、好きな作業なのですが、楽しいか?と言われたら・・・です。


そこでおすすめなのが、「斜に構える 斜に構えない」のワークです。やり方はこうです。以下デイリーポータルより引用(https://dailyportalz.jp/kiji/sya_ni_kamaeru-kamaenai

①何かモノなどを目の前に置く
②それに対し、1分間は斜にかまえもう1分間は斜にかまえずに感想を言う。これだけだ。

ちなみに「斜にかまえる」を辞書で調べると、「物事に正対しないで、皮肉やからかいなどの目で見ること」とある。

わかりやすく言えば、1分間は皮肉めいた目で見て、1分間は素直に感想を言ったり肯定してみたりする実験である。

デイリーポータルより引用

簡単に説明すると、私リッケンの場合

ブラックリッケンを登場させ、目の前のものの粗探しをしてディスる(1分)
エンジェルリッケンを登場させ、目の前のもののをほめる(1分)

です。

これ、数人でやってみるとめちゃくちゃ楽しい。しかも、「メリットとデメリットを見つけてみましょう」という問いかけでは気づけなかった、細かい問題点・利点に気づくことができます。

ブラックリッケンになっている時は、結構厳しいことを言ってしまったりもしますが、「イヤイヤ、これは、リッケンが言ってるんではなく。このワークのために、ブラックリッケンが仕方なく、ええ、仕方なく言ってるだけですから」と言い訳もすることができるので罪悪感が緩和されます(笑)

先日、職場でもやってみましたが大変盛り上がりました。
職場で行うときはこんな手順で行うとよいのではないでしょうか。今回はPadletを使って意見の共有もしました。おすすめの手順を書きます。


①「斜に構える 斜に構えない」のやり方を知る

・基本のやり方を確認する

①何かモノなどを目の前に置く
②それに対し、1分間は斜にかまえ、もう1分間は斜にかまえずに感想を言う。
これだけだ。

ちなみに「斜にかまえる」を辞書で調べると、「物事に正対しないで、皮肉やからかいなどの目で見ること」とある。

わかりやすく言えば、1分間は皮肉めいた目で見て、1分間は素直に感想を言ったり肯定してみたりする実験である。

デイリーポータルより引用

・動画を見て確かめる

※テキスト記事はこちら
 ちなみに、私はテキスト版のネタの方が好きです。

②Padletを使った手順を伝える

今回は、話して終わりにはしたくなかったので、Padletで記録に残す時間も作りました。同時に声に出して伝えるのとPadletに入力するのを同時に行うと交流が生まれにくいので、「声に出して伝える」作業と「Padletに入力」する作業は分けた方がよいです。

  • 「斜に構え」思いついたら、声に出して伝える(1分)

  • その後Padletのシェルフに記録(1分)

  • 「斜に構えない」で思いついたら、声に出して伝える(1分)

  • その後Padletのシェルフに記録(1分)

下のようにPadletのシェルフを作り入力していきます。

③シャープペンシルで練習してみる

取り組む時は3〜4人がおすすめです。

今回は、以下のような意見が出ました。

普段は意識全く意識していないシャープペンシルの問題点や利点が見つかりました。先生方は、終始笑顔で取り組んでみえました。さていよいよ本題です。

④本題についてやってみる

・慣れてきたら本題についてやってみる

慣れてきたら、本当に話し合いたい内容について話します。今回は、運動会が近いので運動会について話し合いました。選ぶテーマとして、各学校で課題となっていることや授業の中でも活用可能です。例えば

【 業務 】
・運動会
・各種〇〇大会
・たてわり活動
・委員会活動
・クラブ活動
・学校行事 など

【 授業 】
・国語の意見文
・ディベート
・討論会
・総合的な学習の時間
・係活動
・学級活動 など


授業では、意見文・ディベート・討論会の準備として行うと、自分の主張する根拠をハッキリさせたりや相手からの反論を具体的に想定できるのでおすすめです。

⑤本題で出た意見について振り返る

今回は運動会について行いましたが。
以下のような意見が出ました。

日々、私たちは立ち止まる余裕もなく忙しく働いています。ともすると「何のために運動会はするの?」と考えないまま、「行事としてやらなきゃいけないからする」と思考停止してしまいがちです。

嫌だと思っている子もいる
赤と白分かれる必要あるか
そもそもかけっこいる?
勝ち負けで〇〇が悪いんだ!という子がいたりする

という「斜に構える」で出てきた意見に対して、一方で「斜に構えない」では、

子どもが成長できる場
団結力が高まる
小さい子が憧れる
自分の活躍をお家の人に見てもらえる

という意見が出ました。それぞれが、

じゃあどうしたらいいんだろう?
運動会に取り組む意味ってなんだろう?
私たちは何を育てたいんだろう?

と立ち止まって考えることが大切です。運動会の練習までに、それぞれが立ち止まって考えてみてくださいと投げかけて会を閉じました。

とにかく試してみよう!

「斜に構える 斜に構えない」のワークはとにかく楽しいです。
初めから、問題解決のためにやってみようではなく、まずは家族や職場の仲間と気楽にやってみてください。飲み会の席なんかでやってみるのも盛り上がると思いますよ。

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