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職員室で子どもをほめるといいことがあるよ


これはクラスの気になる子に特に有効な手段です。

・あの子今日もケンカしちゃったんです。でも、自分から認められたんです。

・自分たちで解決できたんです。

・今日はめあてを書いたんです。

・いつもずっと手を挙げずにしゃべっちゃうんですけど、今日は手を挙げて発表したんです。

・今日、宿題出したんです。 など


これを職員室で聞いた先生は、その子をこっそり呼びます。

ねぇねぇ、○○君。昨日ね、担任の○○先生が、君のこと職員室でほめてたよ。

ケンカしちゃったんだけど、自分からいけなかったところを認められたんだって。すごいなぁ、成長しているね。○○先生がすごくうれしそうに教えてくれたよ。がんばってるね。

それを聞いて、先生もうれしくて、どうしても○○君に伝えたくて話に来ました。話を聞いてくれてありがとう。


こんな風に伝えられたら、ほめられた子はとってもうれしくなります。伝えてくれた先生のことも好意的に見ますし、担任の先生への信頼も厚くなります。三者にとってwin win win となります。

クラスで気になる子は、どうしても担任の先生から注意されることが多くなりがちです。場合によっては、注意をされすぎて関係が悪化し、反抗的な態度を見せていることもあります。

担任対該当の子で指導を進めるのではなく、このようにチームで指導に当たることで、関係が改善し、子どもも生き生きと学校生活を送ることができるようになります。

気になる子と教師との関係が良くない場合、担任の先生が自分でほめてもうまく受け取ってもらえないことがあります。そんなときにもおすすめの方法です。第三者にほめられることで、素直に言葉を受け取ってもらえます。

子どもたちのよいところを見かけたらぜひ職員室でつぶやいてみてください。もし、そんなつぶやきを聞いたら、迷わずその子に伝えてください。みんなでハッピーになりましょう。

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