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#日本語教育能力検定試験 合格したらこうなった

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日本語教育能力検定試験に合格するメリットはなんでしょうか?いろいろな記事で合格するまでの道筋については書いてありますが、合格後のメリットってなんでしょうか?また、今この時期にもメリットはあるんでしょうか?

合格後のビジョンが明確なほうが勉強に打ち込めるようにも思いますので、今回は試験に合格した後のメリットについて、私自身の体験を元にご紹介したいと思います。

日本語教師の仕事が増えた

試験に合格したことで、確実に仕事の幅が広がります。求人を見ると、やはり資格の有無を条件に挙げている学校も多いですから、試験合格が直接仕事に結びつくことは間違いありません。

留学生や研修生が減ってはいますが、国内外、オンラインに幅を広げれば日本語教師の需要は増えています。私自身も試験合格前から日本語教師として働いていましたが、試験合格後に仕事の幅がかなり広がりました。

自信を持って仕事ができるようになった

体系的な日本語教育の知識があることで、自信をもって日本語教師として働けるようになります。もちろん、資格だけでは日本語を教えることはできませんが、「日本語教育の知識」は「経験ゼロ」を補ってくれる要素になります。生徒からの質問にも、知識から答えられるものはたくさんありますから、自信を持って日本語教師の仕事ができるようになります。

「告示校」で日本語教師として働けるようになった

現時点では「日本語教育能力検定試験」合格者は大卒じゃなくても日本語学校(告示校)で働けます。

ただ、現在日本語教師の国家資格については現在検討されています。今後の法整備を進める中で「その時点で資格を持っている日本語教師への経過措置や実習や一部試験などの免除」についても検討されています。今後の話し合いでどうなるかは決まり、数年後に法律として施工されと思いますが、今年の試験で「日本語教育能力検定試験に合格して日本語学校で働き始めていれば」、少なくとも試験の一部や実習の免除はあるのではないか、というのが今の話し合いの流れです。最速で令和5年に一部施行、6年に完全施行を目指しているようです。

つまり、「令和3年か令和4年に日本語教育能力検定試験に合格していれば、今後日本語教師の国家資格が整備されていくなかでも確実に有利に働く」と言えると思います。さらに、令和3年に試験に合格し、日本語教師として働き始めていれば、法整備が行われる令和5年の時点でキャリアとして証明できるはずです。

海外で日本語教師ができるようになった

海外の日本語学校に「日本語教育能力検定試験」の合格通知を提出すれば、それが日本語教師としての証明になる場合があります。

少なくとも私については、実際に台湾や中国の日本語学校に問い合わせたところ「証明になる」という返事を頂いています。

現在、それぞれの国への渡航が難しい中ですぐには海外への就職が難しいかもしれませんが、ワクチンを接種し感染が収束すれば、来年ぐらいには海外で日本語教師として働ける可能性は十分にあります。

ただ、最近はビザを発給してもらうためには「大卒」が必須になってきています。海外で日本語教師を目指すなら、日本語教育能力検定試験への合格、さらに、通信大学で大卒の資格を取ることも検討できますね。

オンラインの日本語教師として働ける幅が広がった

オンラインで日本語教師とし働くのに特に資格は必要ないかもしれません。ただ、先生を選ぶ生徒にとってはどうでしょうか。

まだ一度も会ったことがない先生を選ぶ時に見るのは、「経験」、「人気」、さらに「資格」ではないでしょうか。特に、新しく日本語教師としてオンラインで働く際に、生徒に選んでもらうときに「資格」はある程度効力を発揮すると思います。

まとめ

「日本語教育能力検定試験」合格には本当にいろいろなメリットがあります。私自身は、試験合格により自信が持てて、日本語教師の仕事がもっと好きになる、というのが最大のメリットだと思います。

試験合格が日本語教師としての仕事の幅を広げてくれることは間違いないと思います。試験まで残りあと3ヶ月程度となりました。受験生の皆さんを応援しています!

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