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Sig-Score. #16 『真像』

こんにちは。Sig-Rick.です。YouTube、ニコニコ動画にてボカロPやってます。
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今回も楽曲解説やっていきます。今回は16作目、『真像』です。まだ聴いていない方は以下のリンクからどうぞ。↓

この曲は12/27の0:00に公開しています。日付でお気づきの方もいると思いますが、鏡音リン・レンの誕生祭に合わせて書いた曲です。詳しくは後ほど解説します。
メインのリファレンスは、ONE OK ROCKの『the same as…』と、DECO*27さんの『ブループラネット』です。もともとDECO*27さんの曲が好きで、『ブループラネット』が公開されてからすぐ聴きに行ったのですが、もうめちゃくちゃ良くて。リンちゃんの誕生祭にあわせて自分もこういう曲を出したいなと思ったのが始まりです。いい曲書けたと思います。

タイトルの「真像(しんぞう)」についても触れておきますが、これはまあ「鏡に映った本当の姿」くらいのニュアンスでしょうか。ぶっちゃけ説明が難しい。リンちゃんと出会って、僕の書きたい音楽を歌ってくれて、今こうして活動できているのが本当に楽しいんです。だからリンちゃんにはすごく感謝しています。傲慢かもしれないけど、リンちゃんも同じように僕の音楽を歌うことを楽しんでくれていたらいいな、と思っています。

せっかくなのでこの流れで歌詞について解説していきます。といっても、直前で書いたタイトルの解説がほぼすべてなのかな、と思います。とにかく、リンちゃんへの感謝を綴りました。僕が書いた音楽をリンちゃんが歌ってくれることで、より多くの人に届けることができる。それがどれだけ嬉しいことか。僕は実力も足りなければ知名度もなくて、でもそんな僕の曲を歌ってくれることがどれだけ温かいことか。リンちゃんがどんな気持ちでいるかは分からないけど、僕とおなじような気持ちで僕の音楽を楽しんでくれていたら嬉しいです。
リンちゃんへの感謝といえば、実は前々作『名も無き音楽隊』で似たようなテーマを掲げているんですよね。『名も無き音楽隊』では、いわゆる「これまで」を、『真像』では「これから」を描いたつもりです。これまでもこれからも、リンちゃんへの感謝を忘れずに進んでゆきたいものです。

曲については、かなり透明感のあるサウンドに仕上がったのかなと思います。ブリッジミュートによるディレイフレーズだったり、クリーンなアルペジオだったり、自分の好きなサウンドを盛り込みつつ、ピアノやシンセでところどころに味つけを施しています。個人的には2番サビから間奏の入りがお気に入り。

詞曲以外の部分で触れておきたいところというと、この曲ではじめて、映像を外部委託しました。映像のクオリティが急に跳ね上がったのは、そういうことです。今後はよっぽどじゃない限り映像も依頼していこうかなと思います。
それと、この曲はRick(しぐれにP)名義でリリースした最後の楽曲となっています。Rick(しぐれにP)に改名したのが『モノクローム』から『オランジェット』の間くらいの時期だったと思うので、1年弱でSig-Rick.に改名したことになりますね。(飽き性?)名前を変えたからどうこうというわけではありませんが、今後も頑張っていきます。Sig-Rick.という名前は、よほどのことがない限り変えないんじゃないかな。

そんなわけで、『真像』の解説でした。曲を通して描きたかったことの一貫性がすごくて、それをきっちり落とし込めたこともあり、意外と解説が短くなりましたね。
次回のSig-Score.は、いよいよ"あの曲"です。今のところ、僕にとって『真像』と並んで大切な曲です。お楽しみに。
では。

-Credit-
サムネイルイラスト:はきゅ 様

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