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【音楽遍歴】 音楽リスニング環境①(中学時代)

はじめに

本格的に音楽を聴き始めてから約40年。その間に、音楽メディアはレコードやカセットテーム等のアナログから、CD、MD、MP3等のデジタルメディアに変わってきました。そうした中、当然音楽を聴くための環境もメディアに合わせて変わってきた訳で、自分のリスニング環境について書いてみようと思います。

今回は中学生のときのリスニング環境について書いてみます。

ミニコンポ

一番最初に使っていたのは祖父の「ステレオ」(当時はステレオと呼んでました)でした。ただ、イコライザーやらの高度な機能は付いておらず、レコードプレーヤー、AM・FMチューナー、カセットレコーダーが一体になった最低限の機能がパッケージされたもので、スピーカーもそれなりの音質のものだったと思います(残念ながら、頑張って写真を探してみたけど見つかりませんでした)。

中学生の頃はこの「ステレオ」を使ってレコードを聴いたり、レコードやFM放送をカセットテープに録音して聴いていました。今思うと、なかなかショボい環境ではありますが、当時自分が好きなときに使える音楽機器としては必要十分でした。

ダブルラジカセ

中学2年のときに、それまで貯めていたお年玉を使って「ダブルラジカセ」を買いました。「ダブルラジカセ」とはカセットテーププレイヤー(再生専用)とカセットテープレコーダー(再生・録音用)の2つに、AM・FMチューナーが付いたものです。再生専用から再生・録音用にダビング(今風に言うとコピー)できるので、この機能を使って「マイミックステープ」を作ったものです。

僕が買ったダブルラジカセは日立のPERDiSCOでした。何とGoogleの画像検索で探しまくったら写真を見つけることができました。何と言っても、このラジカセの特筆すべき点は再生専用のカセットテープレコーダーが本体から取り外して、持ち歩くことができることです。つまり、家ではダブルラジカセ、外では携帯型カセットプレイヤーになる訳です。

日立のダブルラジカセ PERDiSCO

当時、SONYのウォークマンが発売され、既に爆発的な人気になっていましたが、中学生としては再生しかできない高価なカセットプレイヤーに手が届くはずもなく、妥協の産物として購入したものが、この再生プレイヤー部分が取り外せるダブルラジカセというのはカジュアルに使う分には想像以上に利便性が高く、大学に入ってから夢のウォークマンを買うまではずっと使い続けていましたし、良い買い物だったと思います。

おわりに

今回は中学の頃の音楽のリスニング環境について書きました。次回は高校入試の合格祝いに買ってもらった「バラコン(システムコンポの各コンポーネントをバラバラに買ってつないだもの)」について書いてみたいと思います。

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