日本に引っ越して２週間で会社を立ち上げてみた
ハンドメイド作家＆手織り作家のSENです。
ついに、ミッションコンプリート！
日本に引っ越しました。
デンマークを引き払う時のあわただしさといったら、、、、まだ持ち家はあるのでデンマークとの縁は切れてはいませんが、、、、ここから数年間は日本に拠点を移して活動を続けていきたいと思います。
RxHもここからじっくりと育てていきますので、どうぞ温かい目で見守ってくださいね。
株式会社を設立するの巻
ひょんなことから、夫と共に起業することになりました。
株式会社ってそんなに簡単にできるものなの！？
と思うかもしれませんが、意外と簡単にできちゃいます。
今日は会社設立のレポートです。
私が利用したのは【マネーフォワード クラウド会社設立】というサイトです。
5000円で定款を作ってくれます。
通常だと5日間で出来上がるのですが、急いでいたので10000円追加して数日間で仕上げてもらいました。
定款って何？
定款（ていかん）とは、会社の事業目的のこと。
自分の会社がどんな分野のどんな事業をするのかを決めて登録する必要があります。
ポイントは、最初にやりたいことを全部盛り込んでおく！です。
会社が設立されてから定款を変更するのは面倒くさい（お金がかかる）そうなので、定款が出来上がる前にしっかりコンセプトを固めておくことをおすすめします。
といっても、私たちは途中で内容を変えたので、さらなる出費があったのですが、、、💦
定款内容の変更で追加料金
特急便で電子定款を作ってもらったわけですが、なんと、後から変更したいことがでてきてしまいました！！！発起人を追加する必要があることに気づいてしまったのです。問い合わせてみると、新たに5000円払えば作り直してくれるとのこと、、、、仕方なくお願いすることにしました。
だって、登記が終わってから変えるとなると、もっと大変そうですから。
というわけで、無駄な出費を抑えたかったら、事前に定款内容をしっかり練ることをオススメします！
私のやりたいこと
もともとは夫の会社として設立しようとしていたのですが、私も発起人として名を連ね、会社を使っていろいろなことをしてみたいなと思うようになりました。
会社の事業として、輸出入をしたり、動画を作ったり、さまざまな企画をしてみたい。そして、その都度かかる費用が経費としておとせるのはやっぱり魅力的です。そして、会社が大きくなれば、もっと大きなこともできます。
個人と法人の違いは、その自由さにあるのではないかなと思います。
出来上がった電子定款を持って公証役場へ
今回利用したマネーフォワードで作成してもらった定款は電子定款。これを公証役場の公証人に認証してもらう必要があります。
マネーフォワードのガイドが誘導してくれる通りに、必要なものを用意して持っていくと特に問題なくスムーズに定款をいただくことができました！
なにしろ海外から引っ越してきたばかりで、その前に住民登録をして住民票をゲットしたり、印鑑を作って印鑑証明をゲットしたり、銀行口座を開設したりと、とにかくいろいろとありましたが、ほっと一安心。
外国人はゆうちょ銀行へ！
ところで、この一連の作業の中でハラハラしたのが、、、、なんと銀行口座の開設！私の夫は外国籍なのですが、まさかこんなところでつまづくとは！
なぜって？
外国人はたとえ長期滞在ビザを持っていても、日本に半年以上住んでいないと銀行口座を開設できないからなんです！！！驚きです。
どのメガバンクのサイトを見ても、そんなこと書いていないのですが、日本の法律でそう決まっています。
ただ、ひとつだけ解決策がありました。
ゆうちょ銀行です。
ゆうちょ銀行だけは入国間もない外国人でも口座を作ることができるのでした～。銀行口座は会社の資本金を入れて証明するためにはマストな存在！無事に口座を開設できて本当に安心しました。
いよいよ法務局へ
話しを定款に戻しましょう。
こうして出来上がった定款を携えて、次は法務局に向かいます。
私たちの会社は神奈川県に本社を構えることにしたので、横浜の法務局へ。そこで会社の登記に必要な費用15万円の証紙を購入して、必要な書類をすべて提出します。
受理されたら、そこから待つこと２週間。
問題がなければ会社のできあがり！
私たちの会社は今週その手続きが完了することになっているので、金曜日に証明書等を受け取りに行ってこようと思っています。
国境をまたぐ引っ越しという大プロジェクトだけでなく、日本で会社設立という特大プロジェクトもゴール目前！！起業しなかったら、絶対に足を踏み入れなかったであろう公証役場や法務局。チャレンジは世界を広げてくれました。
会社を使って世の中にどんな価値を提供できるかな。
今はそんなことを考えながらわくわくしています。(笑)
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