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子どもが好きなこと(料理)に取り組む姿から学ぶこと

年末年始、実家に3家族が集まります。
妹が遠く離れた他県に住んでいることもあり、長期休暇は帰省して、家族でたっぷり過ごします。子供たちは普段会えない従姉弟たちと過ごすのを楽しみにしていて、今回も良き時間を過ごしました(大人数で大変だけど!)。
そんな中、中2の息子の料理による愛情表現が止まらない。
誰かを喜ばせたい、自分も楽しみながら、というのは強いな、と思ったことについて。

初日:朝食にクロックムッシュをサーブ、夜は燻製料理を披露、煮卵やチーズをスモーク
2日目:元旦用にローストビーフを仕込み、玉ねぎのソース作りも
3日目:マカロンをデザートに用意
4日目:祖母のために孫全員でケーキをデコレーション、マカロン再び作る

中2の夏休みくらいからちょこちょこと作ることに夢中になりましたが、最近は土日には必ず何かを作り、この冬休みはランチにパスタやアレンジラーメンやクリスマスケーキなど、作るものの範囲が広がり、加速しています。

すでに調味料は、これとこれを使ったら、こんな感じの味になり、分量も目分量でいけるものも。
動画を見ては、血圧が上がりそうな美味しい料理(自分では絶対作らない、塩分も油もたっぷり)をランチに用意してくれます。

今回のマカロンも、従姉弟が食べたい!と無邪気に発言した内容を受けての行動。
「マカロン作るから材料買いに行こう」と言われた時は、マカロンって作れるものなの?と、お菓子作りに興味のない私としては、目が点になりましたが、材料はスーパーで普通に手に入る、難しいものではありませんでした。
1回目は色々と私も手伝いながら、四苦八苦でしたが、2回目は一人で完結、しかも仕上がりも良好。

彼の原動力は「身近な大好きな人たちを喜ばせたい」というところにあります。
そして、料理に関しては出来ない、失敗するかも、面倒くさい、というネガティブ発想がありません。本当に私の息子?って思うくらい、料理への興味が強いみたいです。

彼の行動を見ていると、

・大切な人のために作りたいという気持ち←応援したくなる
・一生懸命作る姿←手伝いたくなる
・段取りがまだまだ←サポートしたくなる
・洗い物まで頑張ろうとする←ついつい洗ってあげてしまう
・楽しそう←一緒に作る親も楽しい

など、マカロンを作る彼は、清々しく、一生懸命で、楽しくチャレンジしていて、その姿についつい巻き込まれたのでした。
もちろん親だからというのはありますが、しっかりポリシーがあり、達成するために努力し、不足している部分は出来る人を巻き込んで補う。

料理を通じて、生きていく上での学びをしっかりしているな、親である私も見習わなくちゃ、と思わせてくれる時間を共有出来ました。

彼は新年早々、マカロンを作り、今年一つ目の初めてチャレンジをクリアしたのでした。

楽しいは強い。

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