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お月様

こんばんは。
YUKINOです。

いかがお過ごしでしょうか。

先週の土曜日9/10は中秋の名月“十五夜”でした。
お月様を見ることができたでしょうか?

綺麗な満月が。

夜空を見上げるにはちょうど良き季節。
気持ちも穏やかになります。

前回はお父さんとのエピソード。


というわけで今回はこちら。


私には妹が2人いる
ちょうど年の差は3つずつ離れている

一応長女なのだか
1番弱くて1番背が小さい


久しぶり会う大人は妹に向かって
社会人どう?なんて質問を投げかけ

口喧嘩をすれば1往復もしないうちに完敗

洋服はお下がりする立場からお下がりされる立場に

妹達が怖い
これが今の本音

まるで妹たちに頭が上がらない

妹達からしたらなんとも頼りない姉だ
と自分で思う

背の高さは関係ないかもしれないけど

もう少しシャキッとする方がいいのかな
もっと強くいるべきなのかな
とか思う


これでも昔は頼られていた
と思っている

オムツを変えたり一緒に遊んだりもした
時にはすぐに仲直りするかわいい喧嘩もした

ねえね!と名前を呼ばれ
神様から与えられた姉という役目を楽しんでいた

多分どこかでしっかりしなきゃと
子どもながらに感じていたのだと思う

あれから10年余り

ある時
私たち姉妹の関係に亀裂が入る
おそらく原因は私なのだけど

それからはほとんど会話もしない
必要な時だけ会話する
いるのにいないような
業務的な
冷戦的なピリピリとした関係

見えないなにかがそこには敷かれてしまった
そんな感覚

寂しいすごーくすごく寂しい


数年前までは寂しさなんて
ちっとも感じなかった

むしろバカにされるのが悔しくてムカついて
負けじと意地悪なことを言い放っていた

お互い言葉のナイフを握って振り回して
傷つけあっていた
傷つけたかったのだと思う

でも今は違う

妹達はまだ言葉のナイフを振り回すことがたまにある
昔ほど減ったかな

けれど
私はもうナイフを持たないし持ちたくない

ナイフを持つことも持たれることも
本当は痛くて悲しくて辛かったから


街を歩く仲良し姉妹に憧れることがある

あんな風になれたらな
いつかまたあの頃に戻りたい
満月のようなまあるい関係になれたらな

三姉妹でよかった

私自身も
もちろん妹たちも
そんな風に思える関係になれたら

なんて月を眺めながら

時間が解決するのを待つことにする

お互い年齢を重ねた時
また何かが変わる

そしてその時
心地よい関係になれるのだと信じている


姉妹の関係って一体なんだ?

人間関係に変わりはないけどよくわらない
自分を取り巻く環境の中でかなり厄介だ

そもそも
生まれ順に姉と妹
この図が良くないのかもしれない

ただ生まれた順番が違うだけ
そう思えばもっと気楽な関係になれるのかもしれない

人は人に傷つけられることも助けられることもある

どうせなら

傷つけることより助け合える関係がいいよね



最後まで呼んでくださりありがとうございます。


家族とは姉妹とはどんな存在ですか?

頑張りすぎずに頑張る
そんな心持ちで過ごすようにしています。
心穏やかな1週間になりますように。

それでは。

YUKINO



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