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マイナンバーカード(Part 2)

マイナンバーカード普及に向け、政府が
ー自治体に配分する予定の「デジタル田園都市国家構想交付金」の一部を「住民のカード取得率が全国平均以上」でなければ受給を申請できない仕組みにするーと発表した。

日本の世論動向を考えると、反対殺到するだろうな、と思いましたが、なんだかんだでマイナンバーカードの取得も50%は超え、DXへのシフトが避けられない中、未だ「現役世代」にすら反対コメントが多いのに驚きました。

DXの基本はデータの一元管理、今の日本は戸籍、社会保険、納税システム、運転免許証など、それぞれが見事にバラバラに管理されていて横の連携がないから、全てに共通する番号を振って一元管理できるようにしましょうーと言う至極単純な事を政府は延々と国民に問いかけているわけですが、一般人には、なかなかそれを自分ごとと捉えにくい。

であれば、選択肢は2つ。アメリカのように番号を知ってさえいれば運用できるようにする(カードが無くても)か、大騒ぎになるだろうが、マイナンバーカードが無ければ給付金が受け取れなくするーなど衛生要因を使って強行突破するか。日本はアメリカのように出来ないから後者。

ハーズバーグの理論に照らし合わせると、日本での取り組みはまず「動機づけ要因」(今回はマイナポイント制度)---ある程度普及してきたら「衛生要因」(マイナンバーカードが無いと困る状況を作る)で、私にとっては極めて論理的に感じます。

こんなこと、いつまでも議論していたら、日本は本当に世界のDX後進国になるーとそっちの方が心配です。いわゆるIT先進国に行った事がある人にはこの危機感、伝わらないかなぁ〜(^з^)-☆

https://nordot.app/945289009754947584?c=113147194022725109

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