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旅のスケッチ

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旅で出会った小さなエピソードを心象風景とともに紹介します
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#忘れられない旅

小さな言葉が心にぐさりと突き刺さる

初めてハワイを旅行したのは30年ほど前です。当時もハワイを訪れる日本人は多く、現地には多…

しおりん
2か月前
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海外の温泉を楽しむ

これまでに国内だけでなく海外でも温泉を楽しんきました。温泉と言っても国ごとに趣がかなり異…

しおりん
2か月前
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加計呂麻島の残像

奄美大島を旅したとき、加計呂麻(かけろま)島にも足を運びました。加計呂麻島は奄美大島の南…

しおりん
2か月前
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夕陽を共有する人たち

数年前に奄美大島を訪れました。国直という集落に滞在したのですが、集落全体に漂う温かい雰囲…

しおりん
2か月前
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馬で来て 足駄で帰る 後生掛

後生掛け温泉は八幡平国立公園の標高1000mのところにある一軒宿。「馬で来て 足駄で帰る 後…

しおりん
3か月前
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恐山で生と死を考える

下北半島の恐山を訪ねました。恐山は比叡山・高野山とともに日本三大霊山のひとつとされていて…

しおりん
3か月前
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寂聴さんが『源氏物語』の現代語訳を執筆した部屋に泊まる

谷地温泉は八甲田の山中にある開湯400年の歴史を誇る秘湯です。昭和の時代を感じさせる古い木造の一軒宿で、裸電球が照らす薄暗い廊下は歩くとギシギシ音がします。お湯は浴槽の底から直接湧いて(自噴して)いて、温度の違う「上の湯」と「下の湯」があります。 宿の外観 その宿にかつて瀬戸内寂聴さんが1カ月ほど滞在し、源氏物語の現代語訳を執筆されたそうです。宿泊された部屋は寂聴さんによって「源氏の間」と名付けられました。先日その部屋に泊まってみました。 「源氏の間」の内部。 床の間