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放課後のメモリースケッチ

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教員時代に書いた学級通信をもとに実践を振り返りながら教育について考えています。
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2023年6月の記事一覧

158 今年もめぐってきた「沖縄慰霊の日」

今年も6月23日がめぐってきました。沖縄戦の犠牲者を追悼する「沖縄慰霊の日」です。教員時…

しおりん
1年前
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157 小学校の先生のためのクラスルームイングリッシュ精選リスト

英語が母語の講師と二人で小学校を訪問し外国語活動のワークショップを行っていた際に、担任の…

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しおりん
1年前
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156 校内研修に講師として関わって思ったこと 

自治体の教育機関に勤務していたとき、小学校外国語活動の校内研修で県内の学校を訪問していま…

しおりん
1年前
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155 小学校の外国語活動は英語教育導入のためだった? 

小学校の外国語活動が導入されたとき多くの先生が戸惑っていました。外国語活動とは言いながら…

しおりん
1年前
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154 私が韓国語を学ぶようになったきっかけ

私が韓国語を学び始めたのは1990年代の初め。日本で韓流ブームが起きる前のことです。きっ…

しおりん
1年前
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152 涙をこえて再出発しようよ

放課後、戸締りを確認しに教室に行きました。部活動の時間も終わり生徒はもうだれもいません。…

しおりん
1年前
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151 世界の動きに目を向けてほしいから 

天安門事件の日が近づいてきました。あれから34年。私は事件のあと毎年6月4日には学級通信で事件のことを書いてきました。政治的な意図はまったくありません。ただ社会を見つめる目を生徒に持ってほしいという気持ちからです。 1989年のこの日、私はテレビの映像に釘付けになりました。無防備な市民に対して発砲する軍隊と戦車の前に立ちはだかる一人の男性。映像は今でも忘れられません。巨大な恐竜の前に立つ小動物のようにも見えました。戦車が男性をひき殺すのではないかという恐怖に駆られながら私は