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超獣戦隊ライブマン、第41話「透明人間、豪の告白🕶️!!」

あなたを見ていて思ったんです。人はどんな過ちを犯しても必ず気付いてくる。人の心を取り戻してくれるものだって。

Dr.オブラーから人の姿へ戻った際に記憶喪失になってしまっていた豪。
今話は、豪がたまたまDr.ケンプが作ったトウメイヅノーのトウメイビームの実験台になってしまった事から始まる。

豪を発見した大教授ビアス。

ビアスがボルトをヅノールームを作った理由を見てしまっていた豪、記憶が戻らぬ内に……と、ボルト幹部から命を狙われる。

今話のキーワードは「親友」。

豪は、オブラーだった時の記憶を取り戻し、次第に後悔の念に襲われる。
「俺は君なんかに助けてもらえるような人間じゃないんだ……。」
そんなかつての敵を丈たちライブマンは命をかけて守る。そして今回の神セリフもそんな全力な真っ直ぐな丈と豪の会話の中から生まれる。

尾村豪➡️
「丈、もう構わないでくれ。俺なんか死んだって良いんだ。」

神セリフ
「バカな事言うな!豪、生きるんだ。お前を死なせやしないぞ!」by.大原丈

人は、道を踏み外した時、少なからず後悔の念に襲われる。人をいじめてしまった時の相手の辛く悲しい表情。泣かせてしまった相手の悲痛な胸の内。親の涙。それらは消える事なく、胸の中に残る。
豪は丈達の親友を殺し、科学アカデミアの生徒や日本の国民達を苦しめ、抹殺してきた。
そんな彼らの表情や最期が残っているからこそ、後悔の念に押し潰されそうになっていた。

恐らく、1人だったら豪は自身で命を絶つ決断をしたかもしれない。
ただ、かつての親友に彼は救われた。
それは、紛れもない“丈の全力で真っ直ぐな優しさ”だった。

豪はビアスの秘密をライブマン達に打ち明け、姿を消す。
最終決戦に必要不可欠なピースを残し、、、。

豪は自身を守る事で丈達が危険な目に合うことを嫌った。それは豪の優しさであり、丈達に対するせめてもの罪滅ぼしであると感じられた。

人は必ず人生で失敗をする。

失敗から学ぶ事が正直苦手な人、
また、人への感謝の気持ちを素直に言う事が苦手な人も多い。

実際、私も失敗から学ぶ事が苦手な人種の1人だ。
豪も失敗から何かを得るのが苦手な人種であろう。だからこそ、“親友の大原君と科学アカデミアにて”の写真を丈へ残した。

「親友の命を守る決意をした事を」

姿を消した豪がどの場面で出てくるのか、またビアスの秘密とはいったい何なのか、次回以降への期待値が物凄く上がる今話、是非過去の自分を思い返しながら観ていただきたいと思います。

話しは反れるが、スーパーライブロボの攻撃力は相変わらず凄い……。透明になった相手の場所も分かるという無敵さに関しても是非ともご覧頂ければと思います。

自分の過去に向き合いながら。

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