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『どの様な「生産物」を私は食べたら良いのか!?』(「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ)』

【11】〜『アレルギー性鼻炎・花粉症お悩みの方々へ』「アレルギー性鼻炎・花粉症 等予防改善アプローチがある成分」【前編】

 ・『アレルギー性鼻炎』の概要〜

アレルギー性鼻炎』 [時事メディカル]
・『アレルギー性鼻炎』とは、鼻粘膜をその反応の場とするアレルギー性疾患で、『反復性のくしゃみ/水様鼻漏(びろう)/鼻閉(びへい)』を主症状とする疾患です。
・アレルギー性鼻炎は、「通年性アレルギー性鼻炎/季節性アレルギー性鼻炎」に分けられます。
・アレルギー性鼻炎をひき起こす原因となる物質を「抗原」と呼びます。『スギ花粉症は、抗原を「スギ花粉」とする「季節性アレルギー性鼻炎」であり、「通年性アレルギー性鼻炎」であれば、抗原は「ほこり/ダニ」と云う訳です。
 
花粉症』 [時事メディカル]
・『花粉症』とは、「花粉によって引き起こされるアレルギー疾患」で、「くしゃみ/鼻水/鼻づまり等」の「 アレルギー性鼻炎」や、「目のかゆみ/流涙等」の「アレルギー性結膜炎」が最も多く見られます。
・また、 まれに「喘息/アトピー」の症状を併発することがあります。 わが国で最も多い花粉症は、地域差 はありますが、春先に見られる「スギ花粉症」です。
※[『花粉症』の種類]〜[・季節性 - ]
●『杉・檜(ヒノキ)・白樺・蓬(ヨモギ)・ブタクサ 等』、…
〜[・通年性 - ]
●『ハウスダスト・ダニ・カビ・ペット(犬・猫・ウサギ・モルモット等の毛)・皮膚 等』、…


・はじめに〜、

◉皆さんは、よく…
・『○○○』(生薬・食薬)は、「花粉症影響及ぼす」ので、… 『アレルギー性鼻炎(花粉症も含む)でお悩みの方々』は 是非、『○○○』(健康茶🍵・健康食品)を飲む事をオススメします❢❢ 等や、…
・『アレルギー性鼻炎花粉症お悩みの方』の為に…『○○○』を食べる事推奨します❢❢。

…の様な「広告/宣伝」を 目にする機会 があると思います。
(この様な「広告/宣伝」は、… サプリメントの世界でも 目にします)
 
実際に、… 
アレルギー性鼻炎疾患花粉症/反復性のくしゃみ/水様鼻漏(びろう)/鼻閉(びへい)等でお悩みの方々』は、
ただ「アレルギー性鼻炎・花粉症影響及ぼす効能の生産物(野菜/果物/ハーブ/穀物)」のみを食べれば良いのか!?。…
ですが、… 確かに、「良い影響」であれば、それに越した事はないです。 
・しかし、「アレルギー性鼻炎疾患影響」と 一口に云っても、… 
食材成分」は、次記の様に『様々アプローチ』を行ないます。



・『アレルギー性鼻炎・花粉症』に良い影響を及ぼす効能のある成分(成分群/分類)について、【1】

1]〜『免疫機能調整する効果がある成分』。 
アラキドン酸/必須脂肪酸』
・「アラキドン酸」は、「プロスタグランジン」の材料となります。
細胞膜に含まれている「アラキドン酸」は、「ホスフォリパーゼという酵素」によって切り出され、「シクロオキシゲナーゼという酵素」が働きかける事で、「プロスタグランジン」に作り替えられます。
※「プロスタグランジン」とは、「生体調整ホルモンの一種」で、「免疫機能を調整する効果」を持ちます。


2]〜『免疫機能高める効果のある成分』。 
アラビノキシラン/ヘミセルロースの主成分』
・「アラビノキシラン」は、常に体内を監視し、癌細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃する「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」という細胞を、活性化させる働きがあります。
※米から抽出・精製した「アラビノキシランであるMGN-3」は、「NK細胞・T細胞・B細胞」の様に種類の異なる免疫機能を刺激します。
アルギニン/非必須アミノ酸類』
・「アルギニン」は、「マクロファージ」と呼ばれる「免疫細胞を活性化させる働き」があります。
酵母/真菌類』
・「酵母」に含まれる「β-D-グルカン」には、「免疫力を向上させる効果」があります。


3]〜『アレルギー抑制する効果のある成分』。 
α- リノレン酸/必須脂肪酸』
・「アレルギーの原因の一つ」として、「リノール酸の過剰摂取」があります。
「リノール酸」とは、「n‐6系の必須脂肪酸の一つ」で、血中コレステロール値や中性脂肪値を一時的に低下させる働きがあります。その一方で、「摂りすぎるとアレルギーを悪化させたり、大腸ガンの危険性を高めたりと体にとって良くない影響をもたらす」のです。
※「α- リノレン酸」は、「リノール酸に対して競合的に働き、アレルギーを抑制する働きを持って」います。
共役リノール酸/不飽和脂肪酸』
・「共役リノール酸」には、「アレルギー反応を抑制したり、アレルギー症状を引き起こす原因となる物質の生成を抑える」効果もあります。


4]〜『炎症抑え、かつ抗酸化作用持つ効果のある成分』。 
イチョウ葉エキス/ギンコライド等』
・「ニンニク・イチョウ葉・ニンジン・カバカバおよびセントジョーンズワートの抽出物」がCOX酵素(炎症性たんぱく質にかかわる酵素)および過酸化脂質の抑制作用について検討した結果、これらの抽出物は、選択的にCOX酵素を阻害し(COX1を5-85%阻害、COX2を13-28%阻害)、脂質過酸化を5‐99%抑制したことがわかりました。
※上記より、「ニンニク・イチョウ葉・ニンジン・カバカバおよびセントジョーンズワートの抽出物」は、「炎症を抑え、かつ抗酸化作用を持つ」事が分かりました。


5]〜『抗菌抗ウイルス効果のある成分』。 
『エラグ酸/ポリフェノール類』
・「エラグ酸」には、「ウイルスから体を守る効果」があります。
まず「ウイルスは、他の生物に寄生することで自身を増殖させる」事ができます。
※「エラグ酸」には、「他の生物に寄生する際に、その生物の中にウイルスが侵入するのを防ぐ効果」があります。


6]〜『アレルギー症状緩和する効果のある成分』。 
『EPA(エイコサペンタエン酸)/必須脂肪酸』
・近年の研究では、「アトピー性皮膚炎・花粉症・喘息といったアレルギー症状の緩和にも効果がある」と考えられています。
・「EPA」は不飽和脂肪酸の一つである「アラキドン酸」と拮抗し、「シクロオキシゲナーゼ、あるいはリポキシゲナーゼなどの酵素」を抑制します。
『MSM(メチルスルフォニルメタン)/イオウ化合物』
・「MSM」は、「花粉症に伴うアレルギー性鼻炎の症状の緩和に有効である」という研究結果が報告されています。
ωオメガ)-6/不飽和脂肪酸』
・「ω(オメガ)-6」に含まれる「γ-リノレン酸/アラキドン酸」は、「生理活性物質のプロスタグランジン」を生成する材料になります。
この「プロスタグランジン」によって体の機能がコントロールされる為、「アレルギー症状の緩和」に繋がります。
キャベジン/ビタミンU』
・「キャベジン」は、「ヒスタミンの遊離を抑える働きを持つ事」が報告されており、「キャベジンはアレルギー症状を緩和する効果」がある。


7]〜『活性酸素除去する効果のある成分』。 
『エルゴチオネイン/含硫アミノ酸』
・「エルゴチオネイン」には、「強い抗酸化作用がある」為、「活性酸素によるDNAの損傷」や「過酸化脂質の生成」を防ぎます。
「エルゴチオネインの抗酸化力」は、非常に高く、その力は「L-システイン/ビタミンC(アスコルビン酸)」等の他の抗酸化成分よりも強いといわれています。


8]〜『免疫力高める効果、及び炎症抑制する効果持つ成分』。 
キノコ抽出物/ポリサッカライド・アミノ酸・脂質・ミネラル』
・「キノコ抽出物」は、含まれている成分が、免疫細胞の一つである「NK細胞/マクロファージ」を活性化させる。
・更に、炎症を引き起こす物質である「IL-1β/TNF-α」という物質が抑制されている。
グルタミン/非必須アミノ酸』
・腸の修復を行い、腸の働きをサポートする結果、「グルタミンはウイルスや細菌などの、異物から体を守ってくれる免疫機能を高める効果がある」為、「インフルエンザウイルスに対抗する効果」や、「ー症状の予防・改善も期待されています。


9]〜『抗菌効果のある成分』。 
『オレウロペイン/イオウ化合物』
・「オレウロペイン」は、「人間の体を病原菌から守」ったり、「体内の免疫機能を活発にする働き」があります。
・更に、「免疫細胞を刺激することで免疫反応を活発化させ、抵抗力を向上」させます。

次回、…「中編」へ、続く…。


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