嗅ぎ取った方が悪いとは言うけれど
できれば蓋をして欲しくないですか?
そう、匂わせ。
以前もお話した事がありますが、わたしは敏感なのですぐに見つけてしまう。
たとえば、それが実際には違っても。
そう見えてしまったら終わり。
おしまいおしまい。
「まただわ」とちょっと微妙な気持ちになってしまう。別にわたしだけのあなたではないので、いいのだけれど。
こうなったら、わたしが見ないようにするしかない。大人になりましたね、お利口ですね、わたし。
片っ端から、臭い物に蓋をする。
ミュート。
ブロックすると、万が一先方にバレた時に角が立つので。見なければ、無かった事と同じなのかもしれない。
「おすすめ」という表示は、本当に要らない事ばかりしてくれる。お知らせしてくれなかったら、わたしは知らなかったかもしれないのに。
……けど、見つけてしまうんだろうなと思っている。
今まで様々なジャンルにおいて、大して探さなくても被りや繋がりを見つけてきた女が、今回だけ鈍感なわけがない。
わかっているけど。隠して欲しかったな。
いや、そもそも堂々としすぎて違う可能性もあるけど。
昔々、そういった件である人と喧嘩をしたことがある。喧嘩というより、臍を曲げられた。
その人はそういった関係になった時にわたしに言った。
「2人でいる時は、君だけの僕だからね」(意訳)
思い出すと鳥肌が立つ台詞だが、恥ずかしさは一旦置いておこう。
繋がりを追いかけるわたしを見つけて「どうしてそんな事するの?」と言った。
こちらからしたら、「分かるようにやっておいてどの口が」と思った。そして、あなたも人の検索履歴を見たので同じです、と。
私だけのあなたでいてくれるためには、普段から気をつけていただく必要があったのです。
残念でした!
わたしは普段、物分かりの良い素直な子を演じている。「裏切らないから好き」とよく言われる。
でも、それはあなたのイメージなので。
「画像はイメージです。実物とは異なる場合がございます。」って、書いてなかった?
そんなこんなで拗れて、最後はわたしの「大切にして欲しい病」と「わたしの代わりはいくらでもいる病」が爆発して別れを迎えた。
そう、だから。匂わせは罪深い。
ちなみに見つけたからといって、どうするわけでもない。ただ、ずっと見ている。
決して連絡はしないし、マウントをとるわけでもなく、ただ見ている。
一番怖いやつ。良くない。
現在も、なんとなく・もしかして…とか。
たぶんそうだろうな…とか。
いくつか、思い当たる事がある。
気をつけていると聞いた事があるので、そんなつもりは無いのだろう。だとしたら、勘違いかもね。
勝手にグルグルすることは許して欲しい。
今回はお利口なので、大丈夫です。
こんな時には、SEX-ANDROID の「殺し屋ミルク」を思い出す。
わたしの大好きな曲の1つ。
勢いの良いメロディーとちょっと病んだ歌詞。
ミルクちゃん、すごく良く分かるよ。
お気持ち、察します。
わたしも殺し屋milkです、まさに今。
そう思いながら聴いている。
女の勘は、いつだって冴えすぎている。
この世のどんな刃物より鋭いのだ。
今現在、なにか恨んでいるとか嫌いになったとかではない。ただ、このモヤモヤをどこかに置いていきたかった。そうしないと、いつかぶつけてしまう。
だれも悪くないとしても、わたしは悲しくてなんだかイヤなのだ。
こんな事を気にしているわたしも大嫌い。
だけど、わたしくらいはわたしを慰めてあげたい。
ほらね、
わかりやすく
機嫌を損ねるでしょう?
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