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楊貴妃(梅)


うめがえや あおぞらつきぬけ
あでやかに
つんといでたち ようきひのごと

梅の枝が真っ直ぐ天に向かって艶やかに延びているのを見て、まるで楊貴妃の立ち姿のように見えました。
楊貴妃という名の梅です。
楊貴妃は、なぜか赤のイメージがあったので、紅梅にその名がついたのは納得しました。

楊 貴妃は、中国唐代の皇妃。姓は楊、名は玉環。貴妃は皇妃としての順位を表す称号。玄宗皇帝の寵姫。玄宗皇帝が寵愛しすぎたために安史の乱を引き起こしたと伝えられたため、傾国の美女と呼ばれている。世界三大美人の一人で古代中国四大美人の一人とされている。
    ウィキペディアより

中国では、歴史上、「楊貴妃」、「西施」、「王昭君」、「貂蝉」が四大美女といわれています。その中では貂蝉(ちょうせん)は、私の好きな人です。
過酷な運命をたどった貂蝉、最後まで意思を貫き、二人の男性、横暴な漢の董卓、董卓の元で働いてた武人呂布を、色香で惑わし、離間の計を持って、2人を争わせ、新しい時代の立役者になりました。命をかけた彼女ですが、男性からしたら、悪女になりますね。貂蝉は三国志演義の中に出てくるので、四大美女の中でただ一人、架空の人物とされていますがどうでしょうか、モデルになった人がいたかもです。

梅が枝や
青空突き抜け艷やかに
つんと出で立ち
楊貴妃のごと



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