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肺生検のメリット、デメリット

定期検診、CTの結果聞きに病院に行った
診察室に入った途端、先生は調子どう?とめずらしくおっしゃる
咳も少なくなり、元気です、と言うと、あ〜どうしようかなあ…と返事が来たのでドキッとした。

いや〜、肺のCTの結果、良くも悪くもなってないんだよね
この前の診察で、僕は様子見ようと言ったけど、実は肺胞蛋白症の薬が今年認可されたので、肺胞蛋白症の確定が出来たら、薬出せるし、やはり肺生検した方がいいんじゃないかと思って…

え〜!
前に検査した、気管支鏡検査では肺胞蛋白症の疑い、だったので、先生は確定したいらしい。検査で取る細胞の大きさが全く違うので、より確定出来ると言うのだ。

先生、生検しても、わからない場合がありますか?と聞いたら、そりゃあるけどね。
と言う。
私は癌ではないとはっきり言われているので、何故生検するかわからない。
それに肺生検は手術なのだ。麻酔して、2時間かけて手術するのと一緒なのだ。

(肺胞蛋白症は自己免疫疾患のひとつ。今まで、治療法はなく、肺胞の中にタンパクなどが貯留する病気で貯まってくると、肺洗浄しかなかった。そして繰り返す人が多い。でも、2〜3割の人が自然治癒するのだ。私は肺の陰影の気管支鏡検査で、病的なものはなく、唯一考えるとしたら肺胞蛋白症かも知れないと言われていた。つまり疑いなのだ)

新しい薬が出来たからと言って、先生は症例をみたいだけではないの?と疑ってしまう。
もちろん、確定したらそれに合う薬があるかも知れない。解決の道が早いかもしれない。そして新しい薬が出来たことは良いことだ。

でも、私は肺に穴をあけてもらいたくないのだ。
自分の体をいじくり回されたくないのだ。今の症状が生活の支障をきたしているのならわかるよ。普通の生活出来ているのに、わざわざ手術するなんて、納得出来ない。
私がおかしいのだろうか。
先生にとってはきっとやりにくい患者さんだろうな。

そりゃ、検査した時に炎症とってくれるならいいよ
でも検査するために、麻酔をかけられ、難しい検査をして、2週間も入院するなんて、
術後また、体力が落ちるのだ。そんなことして、やはり原因わからなかったと言われたら?
と考えてしまうのだ。
次の診察3ヶ月後までに考えてほしいと言われる

また迷いの中に入ってしまったので、ふと氏神様にお参りしようと思った。
私は神社に行ってもお願いしたことはない。
でももしかしたら、お願いしなくても、通っている間に、
この迷いの曇りが晴れるかもしれない。自分の答え、身体の答えが聞きたい。じっと瞑想してるだけでは駄目だ。

やるだけやってみよう。
神社にお参りするのに、往復1時間半かかる。無心で歩くのだ。そして無心に祈るのだ。
(ということで、朝早く行けばまだ涼しいので通っています。会う人、会う人が朝の挨拶してくださいます。)

私の中では検査しなくてもいいという声がある。
でもそれは逃げたいだけかもしれない。
どうしても3ヶ月後に向き合わなくてはならない。自分のことは自分が責任を持って決めなければならない

現代は、大丈夫、私に任せて、というお医者様はいないのだ。

でもその反面、自分の生命は自分で選択出来るようになったのは良いことかも知れない

前回のつぶやきにコメント下さった方、ありがとうございます。コメントのお返事遅くなりました。
まだ記事にお伺い出来ていない方がいますが、ぼちぼち伺いたいと思っています。

ヘッダーは神社参りの途中の木漏れ日です。

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