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ぎが、バンドのたまについて、

クリスマスの曲のCDをもっていないと思ったら、クレイジーケンバンドのクリスマスなんで大嫌い!!なんちゃって♡というCDをもっていました。
♫クリスマスなんて大嫌いさ トホホな思い出心にオンパレード♬という曲があります。

たまが世に出て30年くらい経ちますが、4人のメンバーが一人減り、インディーズになって2000年くらいにリリースされた いなくていい人というアルバムがあります。へこんだ時に聴いたりすると静かな気持ちになってきて癒されるっていうのでしょうか何か良いです。


たま いなくていい人のCDの写真

知久寿焼、石川浩司、滝本晃司の3人になってからのアルバムですが、12月のクリスマスの時期なので、知久さん作詞作曲歌唱の、ぎがという曲の歌詞です。

クリスマスの夜 苦しまずねむる
金色の髪の毛の ぎが
町へ出かければ 町の人たちが
おまえの事 いぬ っていうよ
どこにいるの
どこいっちゃったの
ぼくの目の前の ぎが

クリスマスの夜 苦しまずねむる
お金払って買った ぎが
どんな夢見てるの 夢見てるときの
お前は誰なの? 犬なの? ぎがなの?
だけどね ぎが
僕の横で今
ねむってるのは ぎが

ヒトデナシの顔して眠る
ひげの生えた子供の ぎが
いつかきっと かならずや ぼくもぎがも
ぼくでもぎがでもなくなるよ
そしたら ぎが
あしたは 何しようか ぎが

果てしないとこ 
数えきれない数
五十音の外
ぎが

金色の髪の毛の ぎが
10回払いで買った ぎが
クリスマスの夜 苦しまずねむるぎが
がぎぐげごがぎぐげごがぎが

今でもCDなどはタワーレコードオンラインなどで手に入ると思いますが、3人になって特に好きなアルバムで、歌詞もよいし、音も減って良くできたアルバムだと思っています。音が洗練されていて、聴くと、たまって、エンターテイメント出なくて芸術だなとこのCDで思いました。好むと好まざるとがあると思います。渦がうごめいているかないかだと思います。

3人とも、すごい才能だなと思っているのですが、音に隙がなくて何かたまとして完璧で、解散するのも分かるような気がするし、もう再結成もしないだろうなと思っています。たまが恋しくなれば以前の曲を聴くことだなと思っています。

記事を書く前に調べたら良かったのですが、去年は福岡のライブハウスに知久さんが来ていたようで行きたかったのですが用事があっていけませんでした。知久さんはおかっぱだった人ですね。今年も色々な場所で歌われるでしょう。50代になった知久さんはどんな歌を歌っているのでしょうか?

昔のインタビューで詩人の萩原朔太郎が好きで、歌手で、詩人の友部正人も好きだと言っていて、この2人はあまり知らなかったのですが、この2人の存在を教えてくださって、知久さんにはお礼を申し上げたいと思っています。

芸術という定義も色々あると思いますが、一つは作家性があるかだと思っています。何か核のようなものがあるかだと思います。まだ感覚で書いているので説明不足ですみません。

福岡は明日は晴れる様です。だんだんと忙しくなる季節ですね。
たまについては書ききれていませんね。

花の咲く季節の
鼻をすする子ども
はみだした青空
はいしゃの帰り道

そっと耳うちする
この声はだれなの
これからどれくらい
どれくらいたったの

生まれそだった町
もういない人たち
なくなってくかたち
なくならない気持ち

そっと手をひらいて
なにもないてのひら
ぽっけとにかくして
空まで帰る道
知久寿焼 歌 ロケット・マツ作詞 (326)より

2022年の12月に書いた記事ですが
ぎがと326の歌詞を全て載せたほうが良いではないかと思い立ち
のせることにしました。文章はあまり直していません。
やはりたまは芸術だと思っています。


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