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『Sleep Walking Orchestra』感想

歌詞はここから。
https://www.bumpofchicken.com/news/news/1041


・初めて聞いた時

構成複雑だな。囁くような所や2番の後ラスサビがすぐ来るところとか。
サビになると「アニメPVで聞いたところだ!」ってなった。

二番サビの「誰が消えても星は廻る 明日が今を過去にしていく 残酷なまでに完璧な世界 どこかでまた躓いた蟻」がすごくBUMPっぽい(当たり前ですが)。自分の状況がどうであれ、世界はひたすら進んでゆく。それを「完璧な世界」と歌いつつ、最後に目を向けるのは誰にも気づかれないかもしれないほどの小さな存在、という対比。
しかも「また」ってことは前にも何度か躓いてるってことでしょ。この蟻は我々ってこと!? ってなるね。

しかし全体の歌詞はよくわからないまま。

「聴いたことないリズムといつもの優しいリアリズム」って言葉が浮かんだんだけどリズムで韻を踏んでて「上手いこと言った感」が出た。

・二回目
「まだ先へ進むというのならば 夜明けまで吹き抜けていく風の唄を」が箴言みたい。ゲームで森の中へ進む時にフクロウが高くから忠告する、みたいな絵が浮かんだ。

またまた二番サビ。
「未だ響く心臓のドラム それしかないと導くよ 疑いながら その全てで 信じた足が運んでくれる」
「あれから醒めない夢の中」と表現されるこの世がたとえ、見せかけの世界だったとしても心臓は動いてて、信じた足で生きるしかない。

「どうして体は生きたがるの」って問いに僕は「死ぬのが怖いから」って答えるんだけどこの曲では「心に何かを求めてるから」って回答するんだね。積極的な生への態度を感じた。

・三回目以降
「鳥が鳴いて気付いた」でギターがキュイキュイってなってるのは鳴き声を表現してる?

身体を表現した歌詞がたくさん。命、血、足、心臓、肺。それが何を指しているのかは分からないけど。

一番が明るめ、二番が暗め。商業的なこともあるかもしれないけど、歌詞の中だけで考えると、見せかけ(一番よく見える部分)では明るく振る舞ってるけど、実際(中身)は暗め、ってことを表現してるのかなって思った。

「性懲りも無く」って藤くん使いがち? それともこの単語をBUMP以外で聞かない?

とにかくアニメでこの曲が流れた時にどんな感情になるのか楽しみ。

あとDVDも楽しみだね、早く届いてほしいな。

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