日々の学びや気づきを形に

日々学んだことや気がついたこと、考えたことなどをこのnoteに形にして残していきます。

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アウトプットが大切

 知識は、インプットするだけでは全く記憶に残らない。アウトプットすることで、その知識は長期記憶として保存され、現実にいかすことができる。 参考文献 樺沢紫苑.学びを結果に変える アウトプット大全.サンクチュアリ出版,2018.

    • 状態量

      熱平衡の状態において、その状態を表すのに用いることのできる、その状態で定義される物理量を状態量という。状態量は、物質を分割しても変わらない量である示強性状態量と、物質の量に比例する量である示量性状態量に分けられる。示強性状態量には、圧力や温度がある。示量性状態量には、体積や内部エネルギーがある。

      • ナビエ-ストークス方程式

        ナビエ-ストークス方程式を次に示す。ナビエ-ストークス方程式は、運動方程式である。 非圧縮性流体では次のようになる。 ミレニアム懸賞問題のひとつ左辺第2項が非線形項となっているため、この方程式を解くのは難しい。もし解けたら100万ドルが貰える。詳しくはこちら↓の記事をご覧ください。分かりやすいです。 参考文献日野幹雄.流体力学.朝倉書店,2021.

        • レイノルズ数〜橋をつくる前に模型で実験できるようになる〜

          レイノルズ数とは流体力学には、量を無次元化する文化がある。 レイノルズ数は2つの力、粘性力と慣性力の比を表した無次元量。 (慣性力)/(粘性力)という形になっている。次のような式で表される。 代表長さLの選び方レイノルズ数を計算するときに迷うのが、代表長さをどこの長さにするかだ。例えば、円管内流れを考える。代表長さを①直径にするのか、②半径にするのか、③円管の長さにするのかと迷う。 結論から言うと、どれを代表長さとしてもよい。どれを代表長さに選んでも、考えている現象自体

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        • 熱力学
          5本
        • 流体力学
          2本

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          熱力学は平衡現象を扱う学問。平衡状態間の変化は、流体力学(伝熱学)が扱う。

           熱力学は、平衡現象を扱う学問だ。ある平衡状態からある平衡状態に移る間のことは熱力学では議論できない。(ただし、平衡を保ちながらのとてもゆっくりな変化なら扱える。)具体的な話をする。冬に暖房を付けないでいると、そのうち部屋の温度が何度になるのかは、熱力学の知識で求められる。ただし、あと何分経ったらその温度になるのかは熱力学の知識では求められない。それを求めるには、伝熱学の知識を使わなければならない。 追記 大学の熱力学の授業で先生が、 「伝熱学は流体力学に含まれる。しかし、

          熱力学は平衡現象を扱う学問。平衡状態間の変化は、流体力学(伝熱学)が扱う。

          エンタルピーとエントロピー

          どっちがどっち?エンタルピーがH。 エントロピーがS。 エンタルピーH エンタルピーは、定圧変化における熱の出入りを表す。身の回りの変化の多くは、大気圧という一定圧力下において起きる。そのため、U+pVをHとおくことで、定圧変化(Δp=0)における熱の出入りを ΔQ=ΔU+pΔV=ΔH と表せるようになり、便利。 エントロピーSエントロピーの定義 エントロピーSは、次のように定義される抽象的な状態量である。 2つの状態間の変化から定義される。右辺の熱は状態が決まると

          エンタルピーとエントロピー

          熱力学的平衡

          熱平衡、力学平衡、相平衡、化学平衡の全てが成り立つとき、系は熱力学的平衡であるといえる。 参考文献 日本機械学会(2020)『JSMEテキストシリーズ 熱力学』丸善出版.p. 23.

          熱力学第0法則

          系1と系3が熱平衡にあり、系2と系3が熱平衡であれば、系1と系2は熱平衡の状態にある。 参考文献 日本機械学会.JSMEテキストシリーズ 熱力学.丸善出版株式会社,2002.