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会話でお客様を虜にするには?

皆さんこんにちは。接客の達人です。
この記事では、私が実際に経験し体得した接客のノウハウを科学的な視点から解説し、具体的にどう接客すれば良いか実践的なテクニックをお伝えしております。

接客・サービス業に従事している方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

私の素性に関しては「接客に悩める方達へ」にて詳しくお話ししておりますので、初めてご覧になる方はまず私が一体何者なのかを知っていただければ
これからお伝えする内容も入ってきやすくなるのではないかと思いますので、是非ご一読いただければと思います。

それでは、本編に参ります!


会話における大きな勘違いTOP2


勘違い①:自分がたくさん話さなければと思っている


人と会話をするとき
「自分がたくさん話しをして盛り上げるぞ!」
と意気込んでいる人は多いんじゃないでしょうか?
とかくいう私も、最初はそう思っていました。
頑張って頑張って話しをしても微妙な雰囲気が流れて、なんとなくしらけている感じがしている。
ふと気付けば「はぁ、なんか疲れたな、、、」と感じたことも少なくないはずです。

今からとても残酷なことを伝えますが、がっかりしないでください
人間は基本、他人に興味は無く自分に興味がある生き物です
ですので、一生懸命自分の話しをしたところで響かないし、迷惑とさえ感じている可能性すらあります。

この人間の性質を理解しなければ、会話でお客様を虜にすることは1,000年かかっても不可能です。

ではどうすればよいのか?
それは後半で記述しますのでご安心ください。
まずは人間の性質についてしっかり理解を深めましょう。


勘違い②:おもしろいことを言わなければいけないと思っている


2つ目の勘違いが、「おもしろいことを言わないと」と思っていることです。

会話において“笑い”は非常に強力なツールです。
ひとたび相手を大爆笑に誘えれば、あなたはその後の会話に困ることはないでしょう。
ただ、毎回人を大爆笑させることができますか?
超一流の芸人さんならまだしも、普段の人との会話で、ましてや目の前にふと現れたお客様を相手に毎回笑わせれますか?

難しいですよね。

勘違い①と似た部分もありますが、自分が一生懸命話しをして笑わそうとしてもだいたいスベります。
そうなってしまうと、相手はあなたに対して微妙な印象を抱いてしまうでしょう。
「あぁ、この人一生懸命笑わそうとして、全然つまらないなぁ。痛い人だなぁ。」
と、こんな印象を持たれかねません。

そもそも人によって笑いの観点は違いますし、万人ウケする笑いなどありません。
その人笑わせたければ、まずは相手の人となりを知り、どんなことで笑ってくれるかを充分に知ったうえで実践するのが良いでしょう。

つまり、おもしろいこと言うのは、関係性がしっかりできたうえで行うことであり、コミニュケーションの初期に行うものではないということです。


会話において意識すべきたった1つのこと


「質問」の重要性を知る


結論からお伝えします。相手に質問をしてください。

勘違い①でお伝えした
人間は基本、他人に興味は無く自分に興味がある生き物
これを利用するということです。

この性質を深掘りし、分解していくと
「自分に興味がある自分に対して、興味を持ってくれているこいつ、なんか好きやわ」
この感情を狙うというわけです。

質問は、相手に対して究極の興味を示す方法です。

人は自分の話しをすることに強い快感を感じるようにできていて
実際に脳波を測定したところ、自分の話しをしている時の脳の状態は
現金をもらった時と同じ快感反応を示しています。

快感を与えてくれる相手に、人は好意を抱くし、また会いたいと思います。

また、こんな研究結果もあります。


2017年 ハーバード大学で行われた
〈お見合いパーティーで人気の高い男女の特徴を調べた研究〉
~2回目のデートに繋げられた男女にはどんな特徴があったのかを調べた~

結果:相手への質問の量が多いほど2回目のデートに繋げられる確率が高かった。

具体的には、
15分間に9回以上質問をしている人は、それ以下の人と比べて最大で50%も2回目のデートに繋げられる確率が上がった


質問の強力な効果、お分かりいただけたでしょうか?

この研究では、15分に9回という質問回数となっていますが
1回の接客でそんなに長い時間お客様と会話することは難しいと思いますので、まずは1会話1質問を心がけてみてください。

お客様は、あなたと会話するのが楽しくて仕方なく
もう一度あなたに会いたいと、いつの間にか虜になっていることでしょう。


終わりに


最後まで読んでいただきありがとうございました!

いかがでしたでしょう。意外な事実が多かったのではないでしょうか。
私もこの事実を知り、実践するようになってからはお客様の反応が驚くほど変わりました。
質問の力はあまりに強力です。

ただ、気をつけてもらいたいのが
質問の仕方”や“何を質問するか”もとても大事だということです
場合によっては、尋問されているという印象を与えかねません。

この質問の仕方や、何を質問すれば良いのかということも
別の記事で丸々紹介いたしますので、そちらをご覧いただければと思います。

とにかくまずは
会話においては質問がとてつもなく重要だということを知っておいてくださいね。

一緒に接客業がんばりましょう٩( 'ω' )و


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