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オレンジ「1」

高校卒業し働きはじめた桃
いつものように電車に乗り降り職場近くの路上を歩いていた。

路上の電信柱の側に生まれたばかり
の子猫がグッタリしていた。
通りすぎようか? でも‥
その時 同じ職場で働くまあちゃんが
眠そうに歩いて来る。

桃「まあちゃん 猫 猫」

まあちゃん「何?何?」

桃「猫がグッタリしてる」

2人でどうしようと猫を見ていたら
周りに人が集まって来た。

1人のおばさんが「かわいそうに」

おばさんは、桃に2千円を手渡した。
「これでタクシーに乗って病院連れて行って
 あげて」

桃「えっ!?」
周りの人達もうなずきタクシーが
通って
タクシー運転手の人も「早く乗って」
桃とまあちゃんは
タクシーに乗って動物病院まで行った。
タクシー運転手の人は「お金はいいから
病院代にしてあげて」と

桃とまあちゃんは病院に着いた。

先生に診てもらうと「もう何日もつか?わからんなぁ」
と言われた。

先生も「お金はいいよ 保健所に連れて行きなさい」と‥

公衆電話から職場に電話し休む事を伝えた。


〜あらすじ〜


人生ってなんだろう

さまざまな出会いや心が揺れたり

嬉しさや喜び悲しみ不安な気持ち

恋愛して失恋を経験しすきま風が吹きながら

前を向こうとする桃

不器用ながらに生きていこうとする

そんな桃のお話しです。





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