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日本人のJazz•フュージョンVol.2 DIMENSION


日本フュージョン界の大御所

の一つと言っても過言ではないでしょう。
結成30年を超えたDIMENTION。
結成当初は、増崎孝司(G)勝田一樹(Sax)小野寺晃(Key)の3名で活動していましたが、2020年に小野寺さんが脱退。
現在は増崎さん、勝田さん、2名のバンドであとはサポートメンバーという構成になっています。

DIMENTIONの魅力

DIMENTIONは勝田さんのサックスが中心のバンドです。

勝田一樹さん

勝田さんの歌うようなサックスのフレーズ。メロディ重視でバンドのヴォーカルのような部分を担っています。でも、ソロの時には、パワフルかつ繊細なプレイを聴かせてくれます。
流れるようなプレイというのでしょうか。音数があっても「どや!」的な嫌味がないのです。
DIMENTIONからは、曲ごとにソロパートを分け合ってみたいなミュージシャンエゴを感じません。とにかく、いかに曲を良いものにするのか。
そこに参加メンバーの意識が集中しているように、毎アルバム毎に感じます。

ギター増崎孝司さん

増崎孝司さん

僕は増崎さんの事は浜田麻里バンドのギタリストとして知りました。初めて観た浜田麻里さんのライブDVDで「この人なんちゅうメロディアスなギター🎸弾きはるんや!」と思ったのがきっかけです。
そこから、キャリアを辿るとDIMENTIONというバンドでリーダーかつギターを担当されていると知り、アルバム25あたりから聴き始めました♪(DIMENTIONはあるときからアルバムタイトルが連番になりました)
とにかくトーンが多彩。ハードにもソフトにも、アコースティックにも。万能なギタリストさんだと思いますが、僕としてはロック的に言えば泣きのギター🎸の名手と感じてします。

増崎さんのソロアルバムも

このソロアルバムでは色んなスタイルの増崎さんが聴き放題です。ギター好きの人には是非聴いて頂きたいです。個人的には増崎さんは日本の現役ギタリストTOP5に入る実力者だと思ってます。

DIMENTION初めての人に勧めるなら

僕はアルバム「31」を推したいと思います。

このアルバムはキーボードの小野寺さんが脱退し、2人になってから最初に出したアルバムです。凄くわかりやすい言い方をすれば、2人がお互いやりたい事を素直にぶつけ合った、とてもアグレッシブなアルバムだと思います。サックスの音が大丈夫な人なら、プルグレハードロックとかを好きな人なら合うと思います。

Jazz•フュージョンは生

Jazzの魅力はなんといっても、その場の空気から生まれる音、即興、掛け合いを現場で感じる事だと思います。
最後に往年の名曲のリレー映像があったので載せておきます。皆さんも是非DIMENTIONの世界に触れてください(^^)

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