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日本人のJazz•フュージョンvol.4 山中千尋


バークリー音楽院 首席卒業

「パークリー音楽院」は、ニューヨークにある名門の音楽学院です。ジャズのハーバード大学みたいな。

この学院では、ジャズを専攻する学生たちに高度な音楽理論や即興演奏の技術を教えています。山中千尋はここでジャズピアノを専攻し、その才能と情熱で学院内外で注目を集めています。
なんと首席卒業という凄さ!

2001年にデビュー、これまでに20枚以上のアルバムを発表。日本のJazzピアニストのトップランナーの一人です。

最新作「Dolce Vita」

そんな凄いキャリアの持ち主である山中さんの最新作Dolce Vitaについて書きたいとおもいます。
2023年発売のこのアルバム。新曲と亡くなったウェイン ショーターへのトリビュート、そして坂本龍一の曲も2曲カヴァー。先人達への想いと現在の山中さんの熱い気持ちが込められた素晴らしいアルバムとなっています。

中でもこの新曲は凄い!

美しいメロディ、パッション、躍動感、この曲は凄い!山中さんはJazzピアニストですが、ジャンル分けする事が勿体無い。この曲は特にロックファンに聴いてほしい!「Jazzってこんなに激しいんだ」「小難しいと思ってたJazzのイメージと違う」と感じて頂けるのではないでしょうか。

Jazzならではの楽器バトル

Jazzを普段聴かない人って、「お店のBGM」みたいなイメージがあると思うんです。でも、このアルバムは真剣勝負!聴く方もさらっと聴き流すなんて聴き方出来ないのではないかと思います。それぐらいスリリングです。だからと言って敬遠しないで欲しいのですが。現役の日本人Jazzミュージシャンはワールドクラスなんだという今を体験して欲しいとおもうのです。


彼女は独自の音楽スタイルを築いており、優れた音楽的感性とテクニカルな演奏力で人々を魅了しています。山中千尋のピアノ演奏は、繊細かつ情感豊かでありながらも、独自のアプローチや即興の要素が加わっており、聴衆を魅了し続けています。彼女はジャズ界の次世代を担う才能として、今後ますます大きな注目を集めることでしょう。

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