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【LIVE観戦記】浜田麻里@東京ガーデンシアター20231014


5年ぶり

前回のライブはデビュー35周年記念の日本武道館だったので、あれからもう5年も経つのかと。コロナ禍という特殊な事情があったけれども、時が経つのは早いもので。

今回は浜田麻里デビュー40周年ツアーSoorに参戦してきました。東京ガーデンシアターは初めて来ましたが、ガーデンプレイス含め綺麗な場所でした。

普段はお一人様でライブに行く事が多いのですが、今回は前回の35周年ライブの時もご一緒させて頂いたメンバーと一緒に参戦。

開場の中も、流石新しい開場だけに凄く綺麗で、音も凄くクリア。良い会場だなぁと思いました。

セットリスト

Dramatica
Diagram
Noblesse Oblige
Prism
Material World
Mirage
Paradox(Acoustic)
Last Leaf
Escape From Freedom
Dancing With Heartache
Tomorrow Never Dies
Black Rain
Blue Revolution
Ilinx
River
Zerp Gravity
Right On

(EN)
999〜One More Reason〜
Heart and Soul
Return to Myself

(EN2)
Stay Gold

声のパワーがハンパない

浜田麻里と言えば日本のメタルクイーンと呼ばれるくらいの実力者ですが、今回のライブを観てまず感じたのがこれです。恐らくですがマイクのエコーを極力オフにしたセッティングで、自らの表現力を最大限発揮出来るようにしていたのではないかと思います。ハイトーン領域が凄いのは言うまでもありませんが、低い音域でも声が強い。日本の女性ハードロックシンガーで麻里さんを超える人はいないでしょう。今年還暦というのが全く信じられません^_^

新曲中心のセットリスト

上記のセットリストをご覧頂いてもお分かりのように、新作「SOOR」の楽曲を中心としたセットリストです。

出たしから4曲連続で新作から。そしてトータルでも11曲中10曲を披露。ほぼ完全再現!40th Anniversary Tourというサブタイトルもついていますが、キャリアを網羅するようなセットリストではありません。現在がベストの浜田麻里でありHR/HMの後輩達に「あなた達、これぐらいできる?」という自信が垣間見えましたね。
確かにSOORは楽曲の充実度、攻めた内容から言っても浜田麻里の名盤の一つとなるのは間違いないでしょう。
ただ一緒に行った友達はBlue Revolutionで1番盛り上がってましたし、ブルレボが1番歓声が大きかったのも事実。もう少しオールドファンにプレゼントがあっても良かったかなとも思いました。
個人的には、Tomorrow Never Dies-Black Rain-Blue Revolutionの3連発がハイライトでした。

いぶし銀 増崎孝司

忘れてはならないのは、長年浜田麻里バンドのギターを担っている増崎孝司さんです。

今回も素晴らしいギターでしたし、何よりも安心して観ていられる。以前ツアーメンバーをガラッと変えた時も増崎さんは残りましたし、麻里さんからの信頼が絶大であるのが伝わってきます。年々、麻里さんの楽曲がハードさを増しているので「そろそろ若い子に任せたい」とも仰ってますが、そんな事言わずにずっと麻里さんの横にいて頂きたいです。

「シンガーとして残された時間は多くないと思いますが、皆さんも今を大切に生きていきましょう」
沁みました。

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