私の自堕落な活動性

 二十歳になり、少し自分のやりたかったことをやってみようと思った。それで始めたのが、音楽活動とこういう執筆活動である。しかし、今のところ、音楽活動の投稿頻度は隔月を、遙かに超してしまっている。この文を書いているこの時間を、創作活動につなげればいいと思うのに、私は結局、パソコンのキーボードを叩いて、今の自分の自堕落な活動性を、受け入れて肯定してもらおうとしている。なんと無様人間なんだお前は。
 私の創作に関する知識は独学に似たような、模倣である。独学のほとんどが模倣じゃないのかと言われそうだが(その通りであるが)しかし、世の中のクリエイターというのは模倣の中から自らの独自性を、生み出しているはずである。そんな中私はというと、たいした作曲も作詞も小説の見出しすら書けないような人間である。こんな有様で「活動9という言葉を使って良いものか。甚だ疑問でしょうがない。漸く、いろんなものから解放されて好きなものに挑戦した結果がこの、自堕落な活動性なのだろう。本当にお前は何も持たない人間なんだ。

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