見出し画像

助け舟の難しさ(2319)

今日の訪問リハビリはストレッチポールを使ったストレッチと筋トレだった

既に何度かやったことのあるメニューなので母は緊張や抵抗を見せずに体を動かして行った
前にもやったことがある動作なので自信を持ってメニューをこなしていった

メニュー終盤は負荷のある筋トレ
慣れているメニューとはいえ、少し集中力か落ちていた

「右足と左足を一緒に上げて見ましょう」というリハビリ担当者の指示に母は「え?え?なに?」と一瞬固まってしまった

私は思わず「両足だよ」と口を挟んでしまった
「そうだよね」と動きを再開した母

リハビリ担当者は「ちょっと難しく言ってみました」と。

あー、余計なことをした、と後悔した
何故、もうひと呼吸、ふた呼吸、待てなかったのか、と反省する

母に助け舟を出したつもりだったが、大げさに言えば、母が自分で出来る(頭を使う)機会を奪ってしまった
見守るに徹するって本当に難しい

リハビリ担当者の「待つ力」、見倣いたい



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?