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政治・経済・社会

今日もお忙しいですか?

人生はあっという間に過ぎ去ります。

中には早逝する方もたくさんいらっしゃいます。

今日はこのかたをご紹介させていただきます。

生まれは佐賀県と私と同じ生誕地の方です。

1982年生まれ。私と30歳以上の開きがあります。

2009年1月24日に永眠。僅か26歳。

その彼が残した作品集を『えーえんとくちから』として刊行されました。

死後10年の出来事です。

「まばゆいね、まばゆいねって宇宙服着たままはじきあう青林檎」

日常の何気ない生活の中で見つける心。

その心はいつも明日に向かって前進するような力を感じさせてくれます。

石川啄木もそうでした。金子みすずは詩、正岡子規は俳句でした。

私もいくつか読んだものがありますが、歌集にするほど巧みとはいえません。

心が研ぎ澄まされているというのか、澄んでいるんですね。

支笏湖の水のように透き通った心を感じます。

この心が毎日続くんです。

「えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力をください」

この心境は今の私と同じですが、私の場合は絡みあった釣り糸です。

今一所懸命に解いているところです。

この本と出会ったのは偶然とも思えない不可思議さがあります。

とても元気をいただきました。

おそらく毎日が恋心だったのかもしれません。

私の場合はある種「執念」ですね。

🎶愛の執念🎶歌:八代亜紀

おぼえていてよ ねえあなた
わたしがもしも 死んだなら
あなたの人生 なくなるわ
わたしが愛しているかぎり
わたしがおそばにいるかぎり
あなたは誰をも愛せない

おぼえていてよ ねえあなた
わたしが死んでも 愛だけは
あなたの胸で 生きている
あなたのいのちが枯れるまで
誰にもあなたを渡さない
こころの妻はわたしだけ

おぼえていてよ ねえあなた
わたしが死んだら その日から
あなたの命に なるでしょう
あなたが生きているかぎり
わたしはあなたを呼ぶでしょう
あの世で一緒になるまでは 

ですね。

すみません、遅くなりました。

肝心の著者の名を申し上げます。

笹井宏之氏です。

では、本日も素敵な一日をお過ごしください。

今日もよろしくお願い申し上げます。

ありがとうございます😊

➿今日の一言➿
[執着しなければ悲しみは生まれない]
悲しみがあるのではない。
これは自分のものと執着したものが朽ちるから悲しむのだ。
持つとは何か。所有とは何か。
それは本当にお前のものであったためしがあるのか。
お前は本当に持っていたのか。
持っていたはずなのに、変わり、ついには朽ち果てたではないか。
そのことを悲しむのか。
お前さえ執着しなければ、その悲しみはなかったのに。
〈『スッタニパータ』第4章〉

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