16テストとは? 2
「氏か育ちか…」から「氏も育ちも…」
実は、気質特性によっては、相性の良し悪しがございます。
【相性がよい】
・相対関係(お互いが自分らしい関係)(ただし、お互いが'空気'のような存在感に陥りやすい)
・活性化関係(どちらかがエネルギッシュになる関係)(ただしその場は楽しいが、付き合いが長引くと疲れやすい)
・鏡像関係(お互いが気づきあう関係)(ただし、激しい議論に陥りやすい)
・そっくりの関係(協力関係)(お互いがタイアップする関係)
・準相対関係(お互いがもどかしい関係)(ただしその場は楽しいが、付き合いが長引くと疲れやすい。ワンオペ(片側負担)関係に陥りやすい)
【まあまあの相性】
・リラックスする関係(ただし気楽な一方で、自分らしさは出にくい)
・同一関係(もう一人の自分の関係)(ただし悪い刺激がないが、よい刺激もなく退屈しやすい)
・準同一関係(誤解しやすい関係)(ただし悪い刺激がないが、よい刺激もなく退屈しやすい)
・恩恵関係(師弟関係)(自分が'師匠(先生)'なのか'弟子(教え子)'なのかで相性が異なる)
・影響する関係(監督と選手の関係)(自分が'上司(監督)'なのか'部下(選手)'なのかで相性が異なる)
【相性が悪い】
・自己主張の関係(超自我関係)(折り合いがつかないことが多い)
・比較対象の関係(ゴール(目標)は同じだが、行動が真逆)
・反発する関係(2人きりの場合は建設的な話し合いで済むが、第三者が混ざると反論合戦になりやすい)
・衝突関係(白黒関係)(ここまでひどいともう「引き算発想(いやならさっさと離れる手放す)」しかありません)
さて、相性についての法則は…
【相性がいい】
後ろの「望ましい環境」がPかJのどちらかが同じ
P(Perceiver)→個別(ランダム)環境
3番目または4番目が同じアルファベット
J(Judger)→集団(秩序)環境
2番目または4番目が同じアルファベット
ex)「P(Perceiver)→個別(ランダム)環境」の気質特性で、私と同じ「INFP(ウサギ型)」を例に見ましょう。
「相性抜群」の「相対関係」は「INFP(ウサギ型)×ESTP(シマウマ型)」です。
前者の3番目までは異なるアルファベット、異なる気質特性を兼ね揃えていますので、始めは意見の食い違いなどお互いになじむのに時間がかかるかもしれません。
しかし、後ろの「望ましい環境」はお互いに「P(Perceiver)→個別(ランダム)環境」と同じであるためお互い飽き性は玉にきずですが、一方で「型にはまらない」行動や「お一人お一人の幸せ」を目標(ゴール)とする認知パターンが同じです。
そこから、自然とお互い「気を遣う」必要性を感じず、なおかつ「同じ目標(ゴール)」に向けて自分らしさを存分に発揮できる素晴らしい関係です。
ただしその一方で、「気を遣う」必要性を感じない分、お互い'空気'のような存在に陥りやすいです。さらに、「相対関係」の人間を見つけるのも難しいです。特に、「INFP(ウサギ型)」は世界中のわずか4%と非常に'少数派(マイナー)の人種'です。
その中から「相性抜群」である「相対関係」の「ESTP(シマウマ型)」も世界中のわずか4%と非常に'少数派(マイナー)の人種'です。そのため、「宝くじでうん千万円、うん億円当たる」のに匹敵するほど出会う確立も低いです。
特に、親子関係は「親ガチャ」や「二世」という言葉が流行るほどむしろ「運次第」と言わざるを得ないのです。
「SSR(スーパースペシャルレア)(超絶幸運)」を信じてあきらめずに生きていくしかありません。
【相性が悪い】
特に最悪の「衝突関係(白黒関係)」は自分の気質特性のアルファベットとは'真逆'の気質特性のアルファベット配列です。
'真逆'ですので、当然もう「引き算発想(いやならさっさと離れる手放す)」しか'特効薬'はありません。
ex)同じくHSPスペクトラム(繊細さん)であるあるの「ISFP(ヒツジ型)」を例に見ましょう。
「相性最悪」の「衝突関係(白黒関係)」は「ISFP(ヒツジ型)×ENTJ(ライオン型)」です。
全てのアルファベットをそのまま「ひっくり返す」と'真逆'の気質特性を兼ね備えた人に当たります。
'全て真逆'ですので、相性が悪いのは明らかです。(^-^;
この場合はもう人間関係は'あきらめる'しかありません。
やはり「引き算発想(いやならさっさと離れる手放す)」で、物理的にも心理的にも'遠距離を保つ'しかありません。家族でも同じくです。
同じく相性の悪い「自己主張の関係(超自我関係)」は、冒頭と後ろのアルファベットが同じのため一見すると相性が良さそうにはたから見えますが、こちらは2番目と3番目のアルファベットが逆の気質特性を兼ね備えた人です。
「同じ目標(ゴール)」を掲げてもそこに至るまでの認知パターンや行動が真逆のため、距離感が近いほど相手の身勝手さからけんかやトラブルが絶えなくなってしまいます。結果としてこちらも、「引き算発想(いやならさっさと離れる手放す)」で、物理的にも心理的にも'遠距離を保つ'しかありません。家族でも同じくです。
「ISFP(ヒツジ型)」の場合は「ISFP(ヒツジ型)×INTP(フクロウ型)」が「自己主張の関係(超自我関係)」です。
この「自己主張の関係(超自我関係)」はあくまで'初対面'では問題はありません。
ただし、家族など距離が近すぎると問題があふれやすく、特に「価値観の押しつけ」が根本的な問題として残りやすいです。
「比較対象の関係(ゴール(目標)は同じだが、行動が真逆)」も同じような感じです。
いかがでしょうか?
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