30代不動産屋が汗だくで税理士試験を独学3年で官報合格する②簿記論

こんにちは。もじゃと申します。
今回は税理士試験1年目に挑んだ簿記論、財務諸表論の合格までの道のりを書いてみようと思います。
本当はすぐに相続税法の勉強をしたかったのですが、税理士試験について詳しく調べてみると税法科目は会計科目を合格した後に進むのが一般的であるということを知り、まずは会計科目にチャレンジする方向に決めました。
簿記は学生時代に少し学んでいましたが、10年以上経つと綺麗さっぱり忘れており、何から勉強したらいいか全く分かりませんでした。。
そこでYouTubeなどで税理士試験合格された方の体験談を見漁った結果、簿記1級の勉強から始めたという方が多かったのでマネすることに決めました。
この時点で既に11月でした。税理士試験を受けようと決意したのが9月…
2ヶ月なにしとってん

とりあえず簿記1級のテキストを買い、勉強スタートさせましたがすぐに挫折しました。
むずすぎるやろそもそも簿記ってなんやねん
こうなるともう汗しか流れません

…諦めきれないのでひとまず会計の入門書のような易しい本を買って、会計というものの大枠の理解から始めました。
…正しい決算書を作って会社の経営状況を正確に把握するために簿記という作業があるのか…
複式簿記というのは過去の商人たちが編み出した素晴らしい発明なのか…
会計おもしれー簿記ってすげえ!
単純なのですぐにハマりました。
じゃあ正しい決算書を作るためにどんな簿記を覚えたらいいのか知りてえ!
不思議なもので興味が湧くとあれだけ意味不明だった簿記の勉強も頑張れるようになりました。
ひとまず簿記1級のテキストを全部終わらそうと決め、気が付いたら1月末になっていました。
なんとかやり切ったのでようやく簿記論に進もうと問題集を買い、解き進めました。
…解き進められませんでした
スピード重視で簿記1級テキストを進めた結果、あまりにも定着していなかったのです。
丸暗記ではすぐに忘れてしまう…
この仕訳はなぜこの処理になるのか?ということが腹に落ちていないと一生定着しないと悟りました。
独学もこの辺が限界か…
専門学校に頼るべきか悩みましたが、小学校の夏休みの宿題すらろくにやらず最終日に現実に気づき、汗と涙だけが流れてしまっていた自分の性格上、専門学校は向いていないということは薄々自覚していたのでなんとか独学で合格できる方法はないか汗だくで再度時間をかけて模索しました。
そして2月中頃にようやく会計と簿記のことが腹に落ちる勉強サイトと書籍が見つかり、ここから怒涛の巻き返しが始まります。
長くなりましたので続きは次の記事に掲載したいと思います。
現在税理士試験に挑まれている方、これから挑もうとされている方のご参考になれば幸いです。


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