ストーブ

今日、電気ストーブが我が家に届いた。
小さくて軽い、黒色のストーブ。
電気ストーブ購入のいきさつはこうだ。

キッチンが寒いから、お風呂上りにキッチンに立つとてきめんに足が冷えてしまう。冷えきってお布団に入ると、寒くてなかなか寝付けない。
だからと言って仕事から帰ってキッチンに立つのは少し気合がいる。私はまず、お風呂に入ってさっぱりしたいのだ。
いつの間にか、仕事がある日の夜にキッチンに立つことが億劫になった。
そしていつしか、私よりハードワークをこなして帰宅する夫がお腹を空かせているのに、夫の大好きなメニューを夕食に出してあげられない妻になった。
寒くて、簡単に作れるもの、それもだいたい同じものを作るようになっていた。味がまずいわけではないのだが、夫の好物かというと、違う。
夫は優しいから、何も言わない。出したものを食べてくれる。
でも、休みの日、夫の好物や初めて作ったけどとても美味しかった時、「おいしかったな。また食べたいな。」と言ってくれる。
子供みたいな、無邪気なくったくのない笑顔で言ってくれる。

なんて可愛らしいんだろう。
男の子は可愛いな。
子供がいない夫婦ながらに夫のこうした純朴で素直な一面を見ると、男の子がいたらさぞ可愛いんだろうなーって思う。

平日も、夫のご飯に大好きなものを作ってあげたいな。
そう思いながら、今年の冬も春となり、気温が少し温かくなりつつあった頃、夫に、コスパがいい小さい電気ストーブを買ってほしいとリクエストした。
そうしたら、平日お風呂上がりのキッチンがお気に入りの暖かい場所になる気がして。
夫は電気ストーブはコスパが悪いことから一度は難色を示したが、2チャレンジしてYESと言ってくれた。

そして、それが今日届いた。
いい感じ~!
嬉しいな!
「8時間で電気代10円って書いてあったよ。それならと思って。」
ほ~!それはなんてコスパ✨
夫よ、探してくれてありがとう。黒色のチョイスもいいね!

今、そのストーブにあたりながらこの記事を書いている。
うん、温かいって最高。心も温まる。
ストーブ買ってくれてありがとう。
これからもおいしいもの、一緒にたくさん食べようね。

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