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六十干支①~六十干支とは?~~(1)甲子について~

六十干支①~六十干支とは?~
~(1)甲子について~

このシリーズでは六十干支ついて解説していきます。

今回は六十干支の基本の考え方についてお話します。

この世は「空間」と「時間」によって世界が成立しています。

十干は「空間」を陰陽五行で10種類に分類します。
十二支は「時間」が移動する場所(方位)を12種類に分類します。

この十干と十二支が組み合わさった60種類を「六十干支」または「六十花甲子」といい干支暦をあらわします。

算命学では、
年干支、月干支、日干支それぞれの「六十干支」の組合せによって、
「十大主星」や「十二天星(従星)」など様々な事柄を読み解くことができます。
生まれた日の干支は宇宙から与えられた自然と宇宙と自分をつなぐ接点です。

六十干支

今回のシリーズでは、五行ごとにまとめて解説していきます。

木性の陽・・・甲(こうぼく)の干支

干支番号1 甲子(こうぼくのね)

冬の樹木

甲~樹木
子~水、冬

甲子がもつ自然の世界は、真冬の寒い水辺に弱々しくたっている水辺の樹木です。
寒さに耐えながら暖かい春を待ち望んでいる樹木です。

宿命に甲子を持ちの方(主に日干支)
・活動力は鈍く、ゆっくりとことをすすめていく→冬の樹木は枝葉を成長させない
・忍耐力がある→春をじっと待つ樹木
・冷静な判断力があり、冷静な判断力がある(玉堂星の要素)

宿命に甲子を持ちの方(主に日干支)のありがたい五行(精神を整える五行)とは?
・水辺の樹木であるため、根をしっかりとはりやすくするため土性
・寒さを和らげるための暖かい火性
・冷たい風をよけるための仲間の樹木である木性

精神を整える五行を生き方に活かすには?
・自分の周りの人に愛情深く接する
・自分の想いを表現すること。ありのままの自分を受けいれる
・自分の意思を行動につなげていく。自分のやりたいことを明確にしていく。

甲子が日干の方は、「戌亥天冲殺」です。
戌亥天冲殺は、感性、創造性が豊かです。

甲子は、厳しい冬を生き抜く忍耐力をもった人です。

次回は「11番干支 甲戌」を解説します。 
お楽しみ!

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